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日本たばこ産業(JT) 北海道支社

「自治体や他の民間企業の皆様と手を取り合い、北海道が元気であり続けるためのお手伝いをしたい」と白男川正行支社長

目標は「日々お世話になっている北海道を元気にすること」

社会貢献活動に共感  仲間の輪が広がる

 日本たばこ産業(JT)は、紙巻きたばこで国内トップシェア、世界第4位のグローバルたばこカンパニー。JTグループが持続的に成長していくためには、社会が持続的に発展することが前提にあり、そのために一企業としてどのように社会と関わっていくべきかを試行錯誤しながら活動をしている。

 JT北海道支社は社会、地域との関わりを重視し、かねてより「くつろぎの瞬間をお届けし、北海道のお客様に笑顔になっていただくこと」を目標に掲げてきた。

 この実現に向け、21年は「より北海道に根差し、一人でも多くのお客様から必要とされる存在になるために」をコンセプトにさまざまな活動を展開した。

 同支社の地域社会への貢献活動に共感し、「JTの活動に一緒に参画したい」「地域への貢献活動について話を聞いてみたい」という企業、団体、地域住民も増えてきた。

「社員が試行錯誤しながら、お客様、地域に恩返しをしたいという強い想いを持って活動した結果です。仲間の輪が広がっていることを実感しています」と白男川正行支社長。

緊急支援、地域振興、多様性の尊重に重点

 22年は、さらに踏み込み、「日々お世話になっている北海道を元気にすること」をJT北海道支社サステナビリティ推進ビジョンとして掲げ、活動を展開する。

 北海道の持続的な発展に貢献することを目標に、「緊急支援」「地域振興」「多様性の尊重」に取り組む。

 緊急支援の分野では、これまで道内の自治体や地域団体への寄附や、医療従事者や困窮学生への食品提供をしてきた。

 地域振興の代表格は「JTの森 積丹」だ。10年から森林保全活動をスタート。21年からは新たに第二期協定を締結し、従来の活動に「森を活用した地域振興」という項目を追加した。

 積丹オリジナルのクラフトジン「積丹ジン」には、JTの森の間伐材を加工した特製木箱が使われ、北海道で開催された全国育樹祭では、ブース出展で森の活動を紹介した。

 また、コロナ禍で中止になったものの「将棋日本シリーズJTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」に合わせて、来道する棋士に北海道7自治体の名産品や魅力を紹介する「どさんこ名産品PR道場」も企画した。

「多様性の尊重」では、LGBTの取り組みが目立つ。LGBTに関する取り組みを評価する「PRIDE指標」では6年連続で最高位の『ゴールド』を受賞した。また、札幌市のLGBTフレンドリー企業に登録され、そこでも最高位の星3を獲得している。

 21年は支援の輪を更に拡げることを企図して「Mmプロジェクト(マジョリティ&マイノリティ)」を開催。LGBT当事者を招いての勉強会や、参加者も意見を出し合って多様性を訴えるポスターの作成をした。

「コロナ禍だからできないではなく、コロナ禍だからこそできることをやってきました。22年も地域の皆様が明るく、笑顔になる取り組みを続けていく。また、吸う人・吸わない人が快適に共存できる環境も整えていきたい。より多くの方にJTの考えや企業活動をご理解いただけるよう努力していきます」と白男川支社長は力を込める。

「どさんこ名産品PR道場」はコロナにより中止を余儀なくされたが、来道予定だった千田翔太七段を含む5人の棋士に7自治体から名産品がプレゼントされた(写真提供:将棋日本シリーズ総合事務局)
北海道で開催された全国育樹祭で「JTの森 積丹」の活動をPRした
多様性を訴えるポスターを作成。札幌市内の地下鉄駅などの公共施設に掲出した