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大和ハウス工業 北海道支社

札幌貨物ターミナル駅構内の「DPL札幌レールゲート」(22年6月竣工)

道内最大級の物流施設が竣工。地方都市にも照準

国内建設業のリーディングカンパニーとして、持続可能な物流網の構築を目指す協働プロジェクトを推進中。その第1弾として、22年6月にマルチテナント型物流施設「DPL札幌レールゲート」が竣工。業界の話題をさらった。

同施設はJR貨物との共同事業で、札幌市白石区にある「札幌貨物ターミナル駅」構内に建設。鉄道コンテナを利用した、全国各地とのスムーズな輸送が可能だ。

新谷聡北海道支社長は「道内最大級の規模を誇る複合型物流センター。家電量販店向けの想定をしており、北海道、札幌の消費地圏に向け同業態の集約を狙っていきたい。道内は更新時期にある物流施設が多く、再編の足がかりにしていけたら」と意気込む。

一方「プレミスト」ブランドでおなじみの分譲マンション事業は全国10万2458戸、道内で1万149戸(プレミスト・Dシリーズ以前のモデルを含む。22年4月1日現在)とそれぞれ大台を超え、さらに浸透している。

22年1月には国内最北端のタワーマンションとなる「プレミスト旭川ザ・タワー」が着工。22年末から発売を開始した。「すでに多くのお問い合わせをいただいております。今後も北海道内をはじめ、地方都市での開発に力を入れていきたい」と新谷支社長。

新谷聡北海道支社長
旭川市1条通7丁目47-1で建設中の「プレミスト旭川ザ・タワー」(25年3月竣工予定)