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カルビー 北海道支店

「じゃがいも道 帆立と昆布の旨しお味」をPRする秋山貴志北海道支店長

「じゃがいも道 帆立と昆布の旨しお味」を定番商品に

 性別や年齢問わず愛されるスナック菓子「ポテトチップス」の製造メーカー。製品に使用する国産じゃがいもの約8割が道産品だ。帯広のグループ会社「カルビーポテト」では、契約生産者とじゃがいもづくりを40年以上にわたって進めるなど、カルビーグループは北海道を重要拠点と位置づけている。

 23年4月に北海道支店長に就任した秋山貴志氏は「『北海道といえばカルビー』と皆様に言っていただけるように、地域や人々とのタッチポイントを増やしていきたい」と意気込む。

 23年はコロナ禍から約3年ぶりに、千歳市の北海道工場が見学者の受け入れを再開。また、食育の一環として03年から全国で実施する小学校への出張授業「スナックスクール」もコロナ以前並に増加し、道内各地の小学校を訪問した。

 一方、22年10月に発売した道内限定チップス「じゃがいも道 帆立と昆布の旨しお味」は、道産じゃがいものみを使用し、帆立と昆布の風味を感じられる逸品として売り出し中。テレビCMをはじめ、小売店への積極的な販促活動を行っている。

 同商品のサンプル品の配布など、北海道支店独自の認知拡大活動も奏功。発売から約1年で取扱店は当初から約200店舗増え、出荷数も伸長している。新たな定番商品に育て上げる方針だ。

工場見学を再開した北海道工場
小売店の協力のもと、売り場を大きく使ってプロモーション