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札幌清興サービス

物流に必要な全車種を保有

物流業界の人材不足を見据えた若手の育成に注力

物流を通じた「地域の活性化」を目標に、多様な運送サービスを提供する「札幌清興サービス」。集荷配送地域は道内全域で、千葉と埼玉にはグループ会社を構えている。大型のウイング車、ゲート車、冷凍車、ダンプ、中型トラック、トレーラーなど物流に必要な全車種を保有しており、あらゆる依頼に自社で完結できるのが自慢だ。

物流業界では比較的若い30〜40代の社員が活躍する馬力の強さが評判で、特に夜間輸送の受注を伸ばしているほか、冬期間は除排雪作業も請け負う。

安全輸送管理にも力を入れ、居眠り防止対策では最新のシステムを導入している。車両のふらつきや位置情報、車載カメラの動画が管理者に伝わり運転状況をリアルタイムに監視するほか、タコグラフによる運行管理とドライバー指導も徹底。月1回の安全会議や事故防止に関するディスカッション、管理者の現場巡回などにより、18歳での創業以来30余年、同社の過失による重大事故ゼロを継続中。

一方、物流業界の人材不足を見据えた若手の育成にも注力する。例えば、普通自動車免許を取得して間もない若者が従事できるようワンボックスカーを使用した業務を受注。また、大型免許や大型けん引免許の取得費用をサポートし、将来は大型トラックやトレーラーのドライバーへとステップアップする環境を整えている。2015年には社屋を新築し、清新なオフィス環境作りにも着手。若い社員からも働きやすいと好評だ。

緑川清志社長は「若手が働きやすく、成長できる環境を整えることは、業界の高齢化や人材不足解消の一助にもなる。荷主さんとも協調し、ともに若者が活躍できる業界にしていきたい」と呼びかける。

同社では、今後もIT化の推進など、業務の効率化による労働時間の削減、さらなる労働環境の整備に努める方針だ。

「当社の強みである安全輸送のノウハウ、全車種保有、何より若い世代のパワーを生かし、夜間定期輸送の拡充に加え、日中輸送への取り組みも強化していきたい」と緑川社長。

免許取得後まもない若者でも従事できるようワンボックスカーの依頼も受注
清新なオフィス
車載カメラの動画を監視できるシステムを設置
緑川清志社長