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札幌太田病院が「脱依存症フォーラム」を開催

札幌市教育文化会館の講堂で開かれた

「札幌太田病院」が10月16日に脱依存症をテーマにしたフォーラムを開催。医療スタッフによる治療事例や依存症を克服した人の闘病・克服事例などが発表された。

札幌太田病院(太田健介院長)は80年近くにわたり精神疾患全般のほか、アルコールをはじめとする依存症にも幅広く対応。北海道、札幌市から「依存症専門医療機関」に選定されている。

10月16日、札幌市教育文化会館で開かれた「脱依存症フォーラム」には、同病院関係者や依存症経験者とその家族、一般市民など約100人が参加した。

太田院長は「近年、依存症はアルコール以外にもギャンブルやゲームなど多様化し、本人・家族にとって大きな負担となっている。ただ、回復可能な病気であり、本フォーラムが依存症についての正しい知識を持つきっかけの場となれば」と挨拶した。

続いて同病院の医療スタッフから、患者本人や家族、支援グループなどと共に依存症からの回復を目指して行った療法や経過の事例が発表された。

回復体験発表では、アルコール依存症だった人たちから「10年かかったが、内観療法や断酒会の参加などで回復への道を歩んだ」「未だに断酒に対して疑問や葛藤はあるが、飲まなくてもいいかと思えるようになった」などの回想が語られた。

同病院では依存症予防、早期発見のためにもこのフォーラムを継続していくとしている。

冒頭であいさつした太田健介院長