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ジェネシス

最新の冷凍機を搭載。生鮮食品から冷凍食品まで対応する

機動力の高さと多様な輸送物で創業以来堅調な業績を維持

住宅建材の年間輸送量が2000トン以上と道内トップシェアを誇る「ジェネシス」。建築資材のほか精密機械、音楽イベントなどに使用するスピーカーや部材、さらには野菜や魚介に至るまで多様な運搬を担っている。
日本全国に顧客を持ち、運送エリアも国内全域をカバー。中でも大手輸入ハウスメーカーの道内輸送を100%担うなど大手企業からの信頼も厚い。

同社が多方面から信頼されるのには理由がある。
法島直人社長は「機動力の高さは業界でも随一であると自負しています。物流はストップさせられない社会インフラですから、お客様からの急な要請も断ることはありません。年々、取引量も増えていますが、増車と従業員の増員でニーズに応える体制を整えています」と話す。

特に人材確保には注力しており「高い機動力を維持するには従業員の若返りが必要不可欠」という考えから、若手の積極採用に乗り出している。
4月には独自の採用サイトを立ち上げると同時に、SNSを駆使して若年層の認知度を向上させた。こうした取り組みが奏功し、今年は15人の新戦力を確保。人手不足の業界にあっても多くの若手や女性ドライバーが活躍中だ。

また、特定のジャンルに偏らず、多様な輸送物を扱うのも特徴の1つ。
新型コロナウイルス感染拡大後には、巣ごもり需要を見据え、雑貨や飲料の輸送に一気にシフトした。扱う荷物の分散化により、作年度の売上は前年比で1.7倍に伸びたという。

「堅調な業績でも常に高みを目指して進化する企業であり続けたい」と法島社長が話すように、今年7月には古物商許可を取得して車両の販売・買い取り事業へも参入。
今冬にもクレーン車やウイング車、冷凍車などの全国販売を本格的に始動する予定だ。
また、中部エリアの営業強化のため、愛知県に新拠点の設立計画も進行している。

さらに法島社長は「倉庫業にも参入する予定です。3年以内に北広島市内に集荷から入出庫の管理、配送まで一貫して手掛ける物流施設を新設します。高齢でドライバーをリタイアした従業員をピッキングなどの軽作業員として再雇用するなど、他社と差別化を図ることで今後も業績を伸ばしていく」と先を見据える。

10トントラック5段ユニックなど最新の車両も揃える
法島直人社長
6月に新設した北広島市の社屋