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石屋製菓

白い恋人パークに新設した「SDGsコース」

SDGsを〝見える化〟。地域との関わりも強化

長期ビジョンとして「100年先も、北海道に愛される会社へ」を掲げている石屋製菓。同社の礎を築いた石水勲名誉会長の遺志を石水創社長が受け継ぎ、進化を続けている。

その一つがSDGs(持続可能な開発目標)に対する取り組みだ。SDGsは2015年の国連サミットで採択された国際目標。国連に加盟する193カ国が「ジェンダー」や「環境」など17分野の目標を掲げ、さまざまな取り組みを行っている。

同社では、20代の若手社員で編成した「SDGs推進チーム」を中心とし、特に環境保全への取り組みに力を入れている。看板商品の「白い恋人」は今年、プラスチックトレーをすべてバイオマストレーに変更した。さらに化粧箱を森林管理の国際基準「FSC」認証のものに統一する。 

また、二酸化炭素排出量の削減、廃棄物の再資源化などにも取り組んでおり、生産段階から最終消費・廃棄段階までを把握するトレーサビリティの構築も進めている。

こうした取り組みの〝見える化〟を図り、運営する「白い恋人パーク」の見学コースに「SDGsコース」を今年6月に新設した。小学5年生から高校3年生までを対象にした「白い恋人見学コース」と「白い恋人体験コース」、中学生以上と企業を対象とした「ISHIYAコース」の全3種類のコースを用意。幅広い世代に同社の取り組みを伝えることが狙いだ。

7月にはコミュニティFMラジオ「三角山放送局」を運営する「らむれす」(本社・札幌市)と業務提携。〝北海道に貢献する〟という共通スローガンのもと、地域振興を目的とした新たなコンテンツの共同開発や、SNSやユーチューブでのコラボレーションなども計画している。SDGsをはじめとする同社のさまざまな取り組みも広く発信していく。

また、9月には主力工場を構える北広島市でゴミ拾い活動をスタート。今回は工場周辺の巡回にとどまったが、今後は活動エリアを順次拡大し、毎月実施していく予定となっている。これと並行し、あいさつ運動も実施。地域住民との関わりを深め、〝愛される企業〟を目指す。

北広島市でゴミ拾い活動を実施
石水創社長
「三角山放送局」のラジオ番組に同社社員が出演