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イースタイル

帯広市の本社

光回線サービス「カムイ光」で道内ナンバーワンを目指す

2008年にインターネット通信事業者として創業した「イースタイル」。賃貸マンションの付帯設備として人気を博す入居者無料のインターネットサービスを提案している。

導入戸数は2万8000戸を超え、本社を構える帯広市でのシェアはナンバーワン。札幌をはじめとする道内主要都市でのシェアも伸ばし、本州への導入も増えてきた。

20年5月には、新規事業として一般ユーザー向けの光回線サービス「カムイ光」をリリースした。

阿部勝利社長は「通信速度や料金は携帯大手3キャリアと同水準ですが、電話応対などのアフターサービスを自社で行い差別化を図っています。『電話がつながりにくい』『たらいまわしにされた』といった大手ユーザーの不満を解消したい」と語る。

また、今後は道内限定で訪問サポートなども提供する方針。大手とは異なる柔軟な対応で顧客を獲得していく。

「現在、テレビコマーシャルのほか、十勝バスが帯広市内で運行するバス全面に広告を掲載しています。また、地元スポーツチームのスポンサーとなり、『カムイ光』をアピールしています。まずは名前だけでも覚えてもらいたい」と阿部社長。

また、道内唯一のFIA公認サーキットとして知られる「十勝スピードウェイ」のバイクレースには、阿部社長が自ら出場。レーシングバイクには「カムイ光」のロゴをプリントするなど、率先して広告塔となっている。

昨年12月には北海道電力傘下の「北海道電力コクリエーション」と代理店契約を結び、新電力事業にも参入。今年8月に「カムイでんき」を立ちあげた。北海道電力からの電力供給で、ほくでんの電気料金(従量電灯)より3%安くなる料金設定が特長。「カムイ光」とのセット割引きなども用意している。なお、「カムイ」シリーズの収益の一部は、北海道の青少年育成分野などに寄付する方針だ。

「30年までに『カムイ光』の契約回線を30万件にまで拡大させることが目標です。大手の牙城を崩すことは容易ではありませんが、〝北海道の光〟となるような親切・丁寧・明朗な光回線サービスの提供に努め、道内シェアナンバーワンを目指します」と阿部社長は意気込む。

帯広市内を運行するラッピングバス
スポーツチームとスポンサー契約
バイクで疾走する阿部社長
阿部勝利社長