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朝日田コーポレーション

研修を担当する石川尚子氏(左)と白井一幸氏

社員研修とコンサルティングで勝ち続ける企業へ導く

〝経営の神様〟と称される故・松下幸之助が創設した「PHP研究所」の北海道拠点として設立。
朝日田雄人社長は、松下氏の経営哲学を自身の専門分野である人材育成、事業承継、経営戦略、マーケティングに落とし込み、社員研修や経営コンサルを通じて指導している。研修先は上場企業から自治体まで幅広く、受講者は年間4000人以上で、累計は7万人を突破。昨年からはリモート研修を本格的に取り入れたこともあり、全国から研修依頼が殺到している。

コロナ禍で多くの企業が影響を受ける中、朝日田社長は「勝ち続ける企業は、自社の強みを生かして他社と差別化し、何事にも〝小さな日本一〟を目指しています。そのためには自社の目的や使命などを共有した上で、社員が何でも発言できる〝安心安全な空間〟をつくる必要がある」と語る。
他者への心遣い、同情、配慮や共感を重視した雰囲気を社内に育んでいくもので、アメリカのグーグル社が生産性を高めた方法でもある。
「お互いが信頼し合い、何でも発言できるようになると思考、気づき、アイデアが出て前向きな解決志向になります。そうなると自発性が高まり行動に変化が起き、成果につながっていく」と朝日田社長。

一方、成果が上がりづらい会社について朝日田社長は「結果の追求を最優先にした場合、社員は結果が出ないと他責や言い訳探しをはじめ、思考は受け身や失敗回避、行動は消極的で無責任になる。そうなるとさらに結果が出ない悪循環に陥ってしまう」と語る。
こうした助言を通して、研修先企業の意識改革を行い生産性を高めることで、勝ち続ける企業へと導いている。

講演会や研修の講師派遣も多く手がけている。講師は経済学者の竹中平蔵氏やジャーナリストの須田慎一郎氏、元北海道日本ハムファイターズコーチの白井一幸氏など、50人を超える。
また、松下氏の経営哲学を学ぶ「松翁会」を運営。約40社の道内企業経営者が名を連ねており、道内経済の活性化にも注力している。

朝日田雄人社長
リモートで研修に参加