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生活協同組合 コープさっぽろ

会見した4者。左から鈴木直道知事、大見英明コープさっぽろ理事長、荒井功ニトリパブリック社長、我妻康凸版印刷北海道事業部長

初の事業高3000億円突破。海洋ゴミ削減プロジェクトにも全力を注ぐ

コープさっぽろの2021年3月期決算は、売上高に相当する事業高が前期比8.4%増の3042億9400万円と、初の3000億円を突破。また、営業利益にあたる事業剰余金も302%増の93億6200万円まで伸ばした。

巣ごもり需要を背景に、宅配システム「トドック」の需要が急増。また、苦戦していた店舗事業も黒字に転じた。
事業の好調をそのままに、社会貢献活動もさらに加速させている。同生協が事務局を務める「北海道SDGs推進プラットフォーム」では、マイボトル利用の啓蒙活動を推進。この7月からは、ペットボトルをはじめとする使い捨てプラスチック製品の使用削減と徹底したリサイクルを行い、河川流域の清掃活動を行う「マイボトルエコアクション」をスタートさせた。全道50万人参加を目標に掲げ、さまざまな活動をしていく。

プラスチックゴミの海洋流出は、いまや世界規模の問題。そして、この海洋プラスチックゴミの70%以上は、街から河川を経由して海洋へと流出した「街のごみ」と言われている。
代表的なプラスチック容器であるペットボトルの使用を削減するため、マイボトルを持ち歩こうというのが同プロジェクトの趣旨。並行してペットボトルの回収及びリサイクル、さらには海や川の清掃活動も行っていくという。

コープさっぽろ各店では、給水スポットの整備、マイボトルの販売、ペットボトル回収場所の増加、環境に配慮したラベルレス商品の取り扱いを増やしていく。
大見英明理事長は「昨年、レジ袋の有料化が義務づけられたが、コープさっぽろでは10年先行して始めており、レジ袋辞退率は約90%もある。これからの10年は海洋プラスチックゴミに対し、持続的に取り組んでいく」と意気込む。

コープさっぽろ各店でもマイボトル、エコマイバッグを販売する