ほっかいどうデータベース

五十嵐組

さまざまな重機やダンプを保有して砕石などを行う

名寄市を拠点に社会資本整備を下支えする

名寄を代表する建設会社で土木・建築工事、砂利の採取・砕石の製造、道路維持を事業とする。2020年には3代目社長に五十嵐幸次氏が就任。新体制となった。

特に道路工事やコンクリート建築に欠かせない砂利・砕石の分野では、北海道のリーディングカンパニーともいえる存在。自社で2つの砕石工場を保有しており製造から運搬、施工まで自社一環で行えるのが特徴だ。
「砂利・砕石は道路やコンクリートなど社会資本整備の上流となる産業です。永続させる使命がある」と五十嵐社長。
工事は上川北部を中心に公共・民間問わず手掛けており、高規格道路や河川工事、バイオガス発電所・メガソーラー発電所の建設などに豊富な実績がある。また、名寄市にあるダンロップタイヤのテストコース管理も受託する。

このほか、ダンプ輸送を担う「五十嵐運輸」、舗装工事業の「北海舗道」と「エフジェイ道路」、燃料販売の「アイ・ジー」、不動産業の「北斗商事」が傘下にある。

18年には札幌営業所を開設。特にRC賃貸マンションの建築が好調だ。
五十嵐社長は「地元の雇用を維持するためには事業拡大が必要で札幌市への進出が不可欠でした。5人の技術者はすべて本社から送り込んでいます。得られた利益は名寄に還元していきたい」と語る。 
今後は、残業時間の短縮と収益性向上の両立に取り組む。
「ICT活用で少ない稼働時間で利益が出る体質にします。新たな事業も模索中です。農業土木など競合が少ない分野には先行投資をしていく」と五十嵐社長。

また五十嵐社長は「北海道砕石未来研究会」の会長も兼務。業界の地位向上にも尽力している。

五十嵐幸次社長
名寄市にある本社外観
朝日砕石工場