ほっかいどうデータベース

リビングプラットフォーム

21年にグループジョインしたブルーケア

積極的な介護施設の開設で増収を達成。社内変革も推進する

北海道、首都圏、大阪、東北を中心に介護や障害者支援、保育などのライフケア事業を展開する(2023年3月末で110施設)。

23年3月期の連結決算は、売上高136億9400万円(前年同期比17.8%増)で8期連続の増収を達成した。経常利益は、新規施設の開設や事業継承などの先行投資、控除対象外消費税を販管費に含める計上方針の変更で減益となっている。

中核の介護事業では新規開設が8施設、M&Aにより4施設の事業承継を行った。開設後1年以上が経過した施設の稼働率は、有料老人ホーム、施設サ高住が86.3%、グループホームの稼働率は91.4%と高水準を維持。今期も積極的に新規開設を進めていく方針だ。

障がい者支援事業では、3施設を新規開設。就労継続支援B型の稼働率は66.9%、グループホームは90.5%となった。

保育事業の新規開設は1施設。稼働率は、認可保育所が81.1%、企業主導型保育所が51.4%と前年同期比同等の水準となっている。

金子洋文社長は「25年11月までには、次のステージへ登ります。DX化や社内変革を推進し続け、メルクマールを達成していく」と話す。

次期の業績予想は、新型コロナが第5類へ分類変更されたこともあり、売上高は23.6%増の169億2800万円、経常利益は7.6倍の2億6600万円を見込んでいる。

※単位/100万円(100万円未満は切り捨て)※売上高、営業利益、経常利益、当期純利益における%表示は、対前期増減率
グループホーム「ライブラリ月寒中央Ⅰ・Ⅱ」
金子洋文社長