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札幌ALL(オール)輸送

緑と赤のカラーとラッピングが特徴的なトラック

効率的な輸送基盤を構築。ドライバーの地位向上にも努める物流業の新鋭

「札幌ALL輸送」は、2012年創業。輸送品目はダンボールをはじめとした紙類、食料品、建設資材、農産品など多岐にわたる。FM北海道(AIR-G)での広告展開をはじめ、近年知名度が上がっている企業だ。

保有車両は大型トレーラー、中型トラック(4トン)、中型のまま最大積載量を増やした増トントラック(5〜7トン)をはじめ、箱の側面が羽のように広がるウイング車、冷凍・冷蔵車など、計55台を保有。緑と赤のボディーカラーが特徴的で、緑は「安全」、赤は「情熱と意思」の意味を込めている。

定期輸送、チャーター便輸送、スポット便輸送に対応しており、荷主の要望に合わせてトラックを配備することで、効率的な輸送を実現している。その1つが増トン車の配備だ。

「荷主様のニーズに応えるため、増トン車を中心に展開しています。積載量が4トントラックでは足りず、大型では余るといったケースも多く、大型車両や小型車両を2台配備するなど、輸送費の高騰を招くケースがあります。当社は輸送量に合わせた車両配備を徹底しています」と芳田拓摩社長。

また、保有車両の約8割が一般的なトラックよりも車体サイズが1メートル長いフル装備の特注車両を採用。より多くの荷物を積むことができ、輸送効率の向上につながっている。さらなる需要に応えるため、6月には恵庭営業所を開設した。

同社で活躍しているドライバーは20〜60代と年齢層が幅広い。芳田社長が各自の運転スキルや人間性などを見極め、取引先や輸送品目ごとにドライバーを適材適所に配置。芳田社長自身もドライバー経験が長く、現場の意見や要望に耳を傾けるため、風通しの良いアットホームでフラットな組織が形成されている。

免許取得支援制度や安全講習など、人材を〝人財〟に変える育成と教育にも注力。定期的な昇給や独自手当の支給など、同業他社と比較し、高水準な給与形態を採用するのも芳田社長のポリシーだ。

「ドライバーは財産であり、大切な〝ALLの神様〟と言えます。従業員ファーストを徹底し、彼らが気持ちよく働けるようにすることが私の務め。物流業界のネガティブなイメージの払拭とドライバーの地位向上にも注力したい」と芳田社長。

業容拡大にも着手。輸送品の保管や荷役を担う「ALLホールディングス」、レンタカー事業の「ALL group」、中古車販売の「ALLモータース」の3社を展開している。

多数のトラックを保有している
20~60代のドライバーが活躍