ほっかいどうデータベース

北創

10代から20代の若者と女性が多数在籍する

若者と女性が数多く活躍。M&Aで業容を拡大

1963年創業の「北創(ほくそう)」は、道路、上下水道、施設整備など公共土木工事の施工管理が主業。交通警備業の「ほくまるサービス」など4社でHOKUSOグループを形成している。
創業から半世紀以上にわたって蓄積された豊富な実績と高い技術力を継承するため、数年前から人材育成に投資。若手を積極的に採用し育成できる環境を整えており、10代、20代が18人在籍している。いまや従業員の3分の1が若手だ。
「経営コンサルタントを外部から招き、研修制度の充実や評価基準の見直しに着手したことが実を結びました」と角川幸治社長。

競合他社が人材不足に悩む中、2019年には高卒の女性2人が入社。20年には4年制大卒2人を含む3人を採用した。
「現場代理人として女性が3人勤務しており、土木施工管理技士の資格を有した女性技術者も活躍しています。若手社員が友人を誘って入社まで至るケースが増えており、人材面で好循環が生まれています」と角川社長。

労働環境の整備と業容拡大を踏まえて、18年に現住所に本社を移転新築。19年は隣接地を取得し倉庫や駐車場を拡大した。さらにこの4月には、本社1階の車庫兼倉庫を自社施工でリノベーションし、近代的でモダンな内装のオフィスに生まれ変わった。採用者向けにも活用。すでに、来春入社を目指す大学生らが会社見学に訪れている。
若手の積極採用など、さまざまな取り組みが業界内外から評価され、経済産業省からも「健康経営優良法人2021」に認定されている。 

さらに、M&Aによって人材難な地場の優良建設会社を続々と傘下に入れている。20年1月には法のり面工事を得意とする「丸輝」(札幌市北区)、10月には橋梁や建築工事などに豊富な元請け実績を持つ「豊和建設」(同豊平区)、21年にはダンプ運送を主な事業とする「明和工業」(同南区)がグループとなった。
角川社長は「新たな事業を始めるにあたり、運送業のノウハウや入札の実績を獲得するには時間がかかります。しかし他社を仲間とすることで、短期間で事業の成長が期待できる。今後も自社一貫で内製化を進めていきます。地域ナンバーワンの総合建設業を目指したい」と語る。

4月には本社1階をリノベーションした
角川幸治社長