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シティビルサービス札幌

札幌・菊水旭山公園通沿いにある自社所有の本社ビル

盤石な経営基盤で安定性抜群
賃貸仲介にアドバイザーは必要

北海道、東北、関東圏で約5800戸の賃貸物件を管理する「シティビルサービス札幌」。4月で設立10周年を迎える同社では、グループ会社を含めて20棟の自社物件を所有している。毎月得られる管理代行手数料と家賃収入が売り上げの柱であり、景気に左右されない盤石な経営基盤を築いている。

また、成長著しいのが賃貸仲介事業。札幌市内で賃貸仲介店「ピタットハウス」を3店舗(南郷7丁目店、中島公園店、北12条店)運営しており、コロナ禍でも過去最高となる売り上げを記録した。

「賃貸仲介アドバイザー一人ひとりが成長した結果」と津田芳典社長。コロナで対面型の営業が衰退するとの見方もあるが「部屋探しは人生の一大イベント。お客さまの不安や疑問に親身に相談に乗り、時には背中を押す。アドバイザーが担う役割は大きく、今後も必要不可欠な存在」と津田社長は語る。

近年は積極的な採用活動を展開しており、今春は新卒、中途合わせて8人が入社した。

津田社長は「愛社精神を持つ必要はありませんが、仕事は愛してほしい。お客さまのために提供できることは何かを考え、主体性を持って行動できれば結果は後からついてくる」と持論を述べる。

今年2月にはコンサドーレ札幌とパートナー契約を締結するなど、財務状況も良好。新規出店を加速させることもできるが「社員が疲弊しては意味がない。出店は若手が成長すればいつでもできます。プロセスが大切」(津田社長)と社員を慮る。

この春に社員は50人を突破。将来的には100人規模にするという。津田社長は「『休んだら替わりがいない・他の人に迷惑がかかる』といった精神状態では良い仕事はできません。毎月一定額以上の固定収入があるからこそ、人員に余裕を持たせることが可能」と話す。

また、〝男社会〟のイメージが根強い不動産業界で、男女比率がほぼ5:5となっているのも同社ならでは。ジェンダーレス経営を推進している。

管理部門(上)と津田芳典社長
北海道大学の目の前に位置する「ピタットハウス北12条店」