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フィーリスト

20代を中心に若手社員が活躍

成長産業で存在感。社員食堂完備など福利厚生も充実

WEBシステムの開発・保守などの受託開発が主事業のIT企業「フィーリスト」。札幌本社のほか、仙台、東京、京都に拠点を構え、100人超のエンジニアが在籍している。

設立は2015年で、近年は〝人員導入力〟が求められるニアショア業務が急伸。上場企業の一大プロジェクトの舵を取るなど、設立からわずか6年で大きな成長を遂げている。新型コロナウイルスの影響はほぼなく、20年は前年から1億円超の売り上げを上積み。創業以来、増収増益を達成している。

吉野敏文社長は「今後、少子高齢化社会は加速の一途を辿り、労働人口は減少する一方です。社会構造から見てもIT分野は成長産業。チャンスをつかんでいきたい」と語る。

4月1日にはホテルモントレエーデルホフ札幌で入社式を開催。6人の新卒者が加わった。

吉野社長は「社員の大半は20〜30代。若い力が当社の原動力です。IT業界はアイデア勝負の部分も大いにあります。彼らの創造力、発想力に期待しています」と笑顔で話す。

昨年12月には、本社が入るオフィスビル内の居酒屋「北海道海鮮炉端居酒屋よいところ」を取得。昼は社員食堂に転用し、福利厚生として社員に無料で昼食を振る舞っている。特に栄養バランスが偏りがちな独身者から好評を得ている。

「社員が飽きないように日替わりでメニューを変えています。健康でなければいい仕事はできませんからね」と吉野社長が語る通り、同社では健康経営を推進。残業が多いイメージが強いIT業界の中で、平均残業時間は1カ月15時間以内に抑制。オンとオフのメリハリをつけられる労働環境を用意することで、高水準の定着率につなげている。

一方、4月の新年度からは全社員を対象に給与のベースアップも実施した。

「社員は使い捨ての駒ではなく仲間。キチンとした生活基盤が整ってこそ、生産性が向上する。能力を最大限発揮できる環境を整えていきたい」と吉野社長。

今後の事業展開は〝攻め〟。業容拡大に向けて突き進む。

「頑張った社員が報われる会社にしたい。社員を増やすだけでなく、将来的なポストも用意していかなければなりません。そのためには当社が成長を続け、大きくなっていくことが必要なのです」と吉野社長。

事実、30代の社員を役員に抜擢するなど、キャリアアップの道も開けている。一方ではエンジニアとしての実力評価制度も整備。社員の特性に応じて選択肢を用意している。

社員食堂を完備し、ランチは無料
くつろぎながらミーティングを実施
4月1日に催された入社式
新入社員を激励する吉野俊文社長