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整形外科北新病院

石田 隆司 院長
いしだ・たかし/1995年北海道大学医学部卒業後、同大整形外科入局。函館中央病院、釧路労災病院勤務を経て、2009年4月から北新病院に勤務。22年4月から同院院長に就任。日本整形外科学会認定整形外科専門医。

低侵襲手術で患者の負担を軽減。早期退院を実現

2020年8月に、整形外科北新病院と北新東病院が統合し、札幌市東区に新設移転した「北新病院」。

脊椎や上肢、下肢、スポーツ医学の各分野に専門医が在籍。それぞれの領域に特化した専門治療を提供する。

石田隆司院長は脊椎脊髄疾患を専門としており、中でも椎間板ヘルニアに対する「MED(内視鏡下腰椎椎間板後方摘出術)」を得意としている。09年からの執刀数は2000例以上に上る(23年7月末時点)。

同術式は、傷口が18㍉とわずかで出血もほとんどない低侵襲手術。全身麻酔下で腰部から内視鏡を挿入し、ヘルニアを摘出する。従来の手術に比べ、筋肉の損傷が少なく、術後の痛みが軽いのが特徴だ。手術時間は40分程度で、入院期間は3~4日。早期の社会復帰も可能としている。

石田院長は「症状が悪化してから、受診に来られる患者さんが少なくありません。改善しない手足の痺れや腰、臀部の痛みなどがある際は、早めに受診を」と呼びかける。

JR札幌駅から徒歩15分でアクセス良好。駐車場は100台完備