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北日本オートバックス

リニューアルオープンした「スーパーオートバックスSAPPORO」

旗艦店「スーパーオートバックスSAPPORO」をリニューアル

カー用品販売の「オートバックス」を道内で24店舗運営する「北日本オートバックス」。近年は、車検・整備から自動車保険、自動車の買い取り販売まで手がけており、これに対応すべく各店舗を順次リニューアルしている。

10月1日には、旗艦店の「スーパーオートバックスSAPPORO」(札幌市西区西町南13丁目1番35号)が、約4カ月の大規模改装の期間を経てリニューアルオープンした。

店鋪面積は480平方㍍と以前より約20%拡大しており、正面には、新たに希少車やカスタムカーを展示販売する「オートバックスカーズ」のショールームが併設された。

「新車の供給遅れが深刻化するなかで、増加している実車販売のニーズに応えられます」と佐賀弘征常務。

また、タイヤやエンジンオイルの交換、パーツの取り付け作業などを行うピットスペースも広げた。待ち時間の短縮はもちろん、本格的な車検や整備にも対応できるように、自動車のカメラやセンサー類の調整を行うエーミング用の機材や、ホイールの位置や角度を調整するアライメントテスターも導入した。

店内のレイアウトも一新。例えば、店員への相談や説明が必要とされる商品の売り場には低い棚を設置した。見た目に洗練されただけではなく、店員の目が行き届きやすくなり、素早い顧客対応ができる。さらに滞留検知カメラなどITも活用する。

「作業効率の観点から事務所スペースも1階に移しました。バックヤードからも迅速に接客ができる体制を整えています」と祐川政幸店長。

さらに、保険などの相談に応じやすいように受付カウンターを拡大。コロナ対策として待合スペースも広げ、女性客や家族連れから好評だ。

村山文彦社長は「当社のモットーである〝車のことならオートバックス〟を具現化した店舗です。さらなる付加価値を提供していく」と語った。

カスタムカーなども販売する
ピットを拡大。待ち時間を短縮した
コロナ対策として待合スペースを拡大
レイアウトも一新した