ほっかいどうデータベース

宮坂建設工業

工事現場をテレワーク管理し、現場と会社をリアルタイムでつなぐ

現場のICT化を加速、医療用陰圧テントで地域貢献

「さすが防災の宮坂」と業界でも評判だ。新型コロナの感染拡大に歯止めがかからず、コロナ用病床は逼迫し、医療崩壊と言える状況にある。

これに備え、宮坂建設工業では、6月に「緊急仮設施設」として医療用陰圧テントを3セット購入した。これは道内民間企業初。さらに3セット追加で購入し、医療機関の要請に応じて貸し出している。

既に帯広協会病院、北斗病院、開西病院、さらには道から委託を受けて設置した帯広地域外来・検査センター(十勝総合振興局、帯広市医師会との3者提携に基づく)へPCR検査等をおこなう目的で無償で貸し出した。創業者である宮坂寿美雄氏の「世の為人の為につくせ」という遺訓に基づく地域貢献の一環だ。

一方、20年もその技術は高く評価された。土木工事では北海道開発局の局長表彰を受け、ゴールドカード(工事成績優秀企業)は7年連続10回目の認定となった。

建設業界でICT化が進む中、同社は国土交通省が推進するi-Construction(アイコン)に積極的に取り組んでおり、18年度「i-Construction大賞」優秀賞に続き、20年は「北海道開発局i-Con奨励賞」を受賞した。

すでに、現場での作業状況はweb カメラを通じて、遠隔地から確認できるようになっている。時間短縮、生産性向上に加え、人と接する機会を減らせるため、ウィズコロナ時代に最適な手法だ。

現場をwebカメラで撮影
アイコンへの取り組みは建設業界内でも先行している
3者提携に基づき「帯広地域外来・検査センター」に医療用陰圧テントを貸し出した