幸せ見つめ命を守る介護に、精力的に取り組む

水戸 康智氏 MOEホールディングス社長兼CEO
感染症対策では、以前より5段階基準を自社で策定。コロナ禍に対しては最高のステージ「X」で臨み、感染者ゼロを続けている。
一部の施設では特殊な防護服である「メディコン」を導入。長期にわたる利用者と家族との面会制限を緩和し、笑顔での再会を実現させた。
「Web面会は先行して実施していたが、直接会いたいという家族からの強い要望から、すぐに防護服面会を決めた」
12月には、札幌市西区に食品製造工場「モエズキッチン宮の沢工場」が完成。道内全施設へ1日4000食、最大7000食の供給体制が整った。また、21年はこれまでの実績が認められ「同社最大規模の指定管理者案件」が動き出すという。
全国介護事業者連盟北海道支部長としても活躍。行政への支援要請をはじめ、業界からの要望を取りまとめるなど、精力的に動いた1年だった。