培ったノウハウ生かし、伴走型の支援に着手

田中 紀雄氏 3eee社長
20年9月、JICA(独立行政法人国際協力機構)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択され、21年より調査に着手する運びとなった。
「急速な高齢化が予測され、在宅介護サービスへのニーズが高まるベトナムで、当社が培ったノウハウを展開する。そこにフランチャイズの仕組みを取り入れることで、現地資本の企業に参入いただき、雇用の創出とベトナム経済の活性化にも寄与したい」
春にはそのノウハウをAIシステム構築によって汎用性を持たせ、事業管理の一元化に活用する計画を進めている。
「ノウハウを、AIに置き換えることで、生産性の向上と近い将来の人口減少に備える」
21年は住み慣れた地域や社会で、一人ひとりが主体的に自ら生き方を追求し、〝生きがい〟を創出できるよう、伴走型の支援の在り方の構築に力を入れていく。