介護現場におけるICT化を積極的に推進

青山 央明氏 青山社長
全道で20を超える介護事業所を運営するトップとして、新型コロナの対策にはいち早く対応。緊急対策本部を立ち上げ、利用者と家族への周知と職員への行動基準を徹底し、地域に対しては消毒液の無料配布などに努めた。
「新型コロナ感染拡大で、考え方や価値観が今までと同じでは通用しないと思い、ICTの重要性を再認識しました。今後は、ビッグデータの構築とそれをAI化し〝ミライの介護〟をつくっていきたい」
20年はIT・IR事業部も創設。道が働き方改革や介護人材確保を目的におこなった生産性向上推進モデル事業の公募で、同社の2事業所が選定。現在は、大手IT企業のコニカミノルタと共同でデータ収集に取り組んでいる。
「ICT化により3Kと言われた職種から脱却し、20年30年先のスタンダードとなる、科学的で根拠のある介護サービスを提供していきたい」