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ニーズの変化を捉える〝食のライフライン企業〟

(すみたに・やすし)1956年青森県生まれ。北海道大学水産学部漁業科卒業後、旭川地方卸売市場(現・キョクイチ)入社。12年キョクイチ社長就任。17年にキョクイチホールディングスを設立し、初代社長就任。

角谷 靖氏 キョクイチホールディングス社長

「旭一旭川魚菜市場」として1949年に創業。03年に現在の名称へ変更し、17年にホールディングス化。〝一口の感動〟をミッションに掲げ、農水産物の販売、加工から物流まで一手に担っており、関東圏でも広く展開する。グループ中核のキョクイチ単体でも売上高は480億円に上る。
 20年も業績は堅調。3月には本社に隣設してマイナス60℃の超低温室を備える冷蔵冷凍倉庫「低温センター」を新設した。保管用量は6500㌧と道北最大のスケールだ。21年春には静岡県にマグロ専用の冷蔵倉庫を稼働予定で、首都圏の需要をカバーする。
「夏には物流システムを変更して一層の効率化を図る。道北の地の利を生かした革新的な事業展開が求められる。コロナ禍で食のニーズも変わる。これをチャンスと捉えわれわれも一気に変わりたい」と〝食のライフライン企業〟としての役割を加速する。