コロナ禍でも前向き。PDCA思考で成長、発展

井上 裕之氏 いのうえ歯科医院理事長・院長
PDCA思考は人生におけるあらゆる悩みに使える――自著でこう綴っている。
「時に足を止め、現状を振り返り、見直し・改善をしていく。PDCA思考でプロセス管理をしているから、今やるべきことは常に明確。コロナ禍でも前に進みながら、成長、発展できた充実の1年」
出版社とオンラインで編集作業を進め、20年は3冊上梓した。
12月にTSUTAYAの協力の下、出版される『本物の気づかい』では、自身が人生で大切にしている気づかいを初めてテーマにした。
「IQ、EQよりも大事なのがSQ(社会的指数)。相手の利益、立場で考える。相手に寄り添う気持ちが大切です」
ISOをベースにした「デンタルマネジメントシステム」もブラッシュアップされた。国内外から高く評価されており、21年には学会で論文発表する見込みだ。