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西山坂田電気

同社が施工した野球場の照明設備

再生可能エネルギーの導入で地域に貢献

「西山坂田電気」は10月1日で創業から75年。電気設備の設計・施工・監理、保守事業を中核に事業展開している。ダムやトンネルなどの大型工事や学校、病院、商業施設などの小~中規模工事も手掛け、年間で100件以上の工事をおこなう。
 得意とする電設は道路照明や情報表示板、ロードヒーティングなどの屋外に設置される工作物の外線工事から照明設備やコンセント、スイッチなど屋内の内線工事まで対応。また、高電圧を降圧し、一般的(100V、200V)な電気機器を使用できるようにする受変電設備の設置も手掛けている。
 発電事業も手掛けており、2013年9月に旭川倉沼ソーラー発電所を稼働。同年11月には旭川北都ソーラー発電所も稼働させ、旭川市内で2カ所の太陽光発電所を運営。特に旭川北都ソーラーは出力1・25MWとメガソーラー(大規模太陽光発電所)に部類される。両面受光パネルを採用するメガソーラーとしては当時世界初の先端技術だ。
 西山陽一会長は「両面受光パネルは、積雪寒冷地では雪に反射して、パネルの裏側にも光が当たりやすく、両面受光のメリットは大きい。パネルの角度も地面と垂直に近付けることで、雪が積もりにくく発電効率を最大限に引き出す設計になっています」と話す。
 また、電気自動車の充電設備の工事も手掛けており、社用車に電気自動車を導入するなど、環境問題にも配慮。新技術の採用にも積極的だ。
「地元企業が地域を盛り上げていかないといけない。若い世代が都心に流れるのをなんとか食い止めたい」と西山会長が話すように、旭川を本拠地とするヴォレアス北海道サポーターをチーム発足の当初から務めている。地元の高校で生徒に向けた進路講話会やインターンシップの受入、コロナ対策としてマスクの寄付をおこなうなど、地元に貢献するべくさまざまな活動をおこなっている。
「近年、再生可能エネルギーを利用した発電設備にも関心が集まっている。生活に必須である電気を扱う電気設備工事業者として、地元に必要とされ、貢献できる企業を目指し、社員一丸で邁進いたします」と西山会長。

電気自動車の社用車(手前)と旧高校のグラウンド跡地を活用したメガソーラー
西山陽一会長
旭川市にある本社屋