ほっかいどうデータベース

岸本組

岸本友宏社長(中央)と新入社員

スポーツ振興と教育支援で地域に貢献

 1939年創業の「岸本組」。道路工事や河川工事、農業土木などさまざまなインフラ整備を手がけ、美唄市を中心とする地域経済を支えてきた。空知管内を代表する建設会社だ。
 近年は、道道美唄富良野線「東美唄トンネル」工事(岩田地崎建設・中山組・岸本組JV)や、北海道新幹線の延伸にかかわるトンネル工事なども受注。業容を拡大している。
 14年に岸本友宏氏が社長が就任すると16年に「金山建設」(札幌市)、17年に「丸庭佐藤建設」(岩見沢市)、20年に「東亜工業」(札幌市)をM&A。グループ全体で従業員は140人、売り上げは35億円に迫る。
 そんな同社の潜在能力が社会貢献度の高さ。早くから美唄市などで清掃や見守り活動を進めてきた。近年はスポーツ振興と教育支援にも積極的に取り組む。
 スポーツ分野では、「真駒内レディースアイスホッケークラブ」と、独立リーグHBL(北海道ベースボールリーグ)の「美唄ブラックダイヤモンズ」とオフィシャルスポンサー契約を締結。さらにHBLの20年チャンピオン大会の冠スポンサーとなったほか、日本フットゴルフ協会主催の「北海道オープン2020」にも協賛している。
「先代である父が始めた少年野球大会『KISHIMOTO CUP』も今年で11回目を迎えています」と岸本社長。
 教育分野では、毎年、地元道立高校にスポーツ用品や楽器を寄贈。今年は空気清浄機やディスペンサーを贈呈した。
「スポーツや教育に投資することは地域の発展につながります。地元に貢献する人材に育って欲しい」と岸本社長。
 そのため、人材の受け皿となれるよう、自社で若い世代が活躍しやすい人事評価制度や給与体系を導入。社長自らSNSを活用して社内外の若い世代に向けた情報発信もおこなう。
「女性の積極活用やベテランと若手が融合できる職場環境の整備などグループ全体で取り組みを進めています。誇りある仕事にしていきたい」と岸本社長。

本社(右上)と社員らがデザインした花壇
大型重機やパトロールカーも保有
さまざまな世代が勤務している