ほっかいどうデータベース

ウェルアス

10月から販売を開始した「プラスチックグローブ」

使い捨て手袋の販売で介護現場を支援

「ウェルアス」は〝明日という未来へ〟を理念に、介護用の紙おむつを筆頭に医療福祉分野の商品を専門に取り扱う卸売企業。中でも紙おむつは、高品質な大手国内メーカー品のみを扱い、10社の商品を網羅している。
 販路は全道の介護事業所と医療機関。介護事業所向けの紙おむつ販売シェアは、全道で約50%を獲得。札幌市から委託を受けて、高齢者宅に紙おむつを支給する「紙おむつサービス事業」の事業者にも指定されている。
 また、高齢化社会を背景に、紙おむつの需要は増大。4月からは東京支店を開設した。
 成長の原動力となっているのが、ポテンシャルの高い営業マンの存在だ。数百種以上ある商品を熟知し、顧客ニーズを的確に捉えた提案に定評がある。
 各メーカーとの強いパイプも特筆される。営業マンは商品の製造工程を実際に見ることができ、商品カタログからではわからない仕様や特性が把握できるため、他社とは違う営業アプローチを可能にしている。
 例えば業務用紙おむつの販売で全国1位のブランド「リフレ」を製造する「リブドゥコーポレーション」(本社・大阪府)とも、強固な信頼関係を構築。「当社はリフレの販売数で道内トップです。メーカーとは新商品の優先供給や情報共有など、良好な関係を築いています」と吉岡恵介社長は語る。
 また、新型コロナウイルスの影響で、介護現場では使い捨て手袋の不足という深刻な問題がいまも続いている。
 もともと使い捨て手袋は国内でほぼ製造されておらず、急激に高まる需要に供給が追いついておらず、価格はコロナ禍前の4~5倍に高騰している。
「原因は海外の製造元が、自国や他の感染拡大地域への出荷を優先しているためです。当社もほぼ仕入れできない状況でしたが、お客さまの要望に応えるべく、全力で調達先を探りました」と吉岡社長。
 その結果、独自の仕入れ先と独占契約を締結。10月から自社商品として注文販売を開始した。反響は大きく初回納品分はすでに完売したが、今後は注文から2~3日で納品できる安定供給体制を整えていく。
「当社は医療福祉の分野を通じて、社会へ貢献する企業を目指しています。医療・介護サービス従事者のサポートに全力で努めていく」と吉岡社長は語る。

主力商品の紙おむつ「スピードキャッチパッド」
吉岡恵介社長
東京支店がある「品川インターシティ」