ほっかいどうデータベース

セーフティーステップ

不況下でも足場の安全・安心を最重視

 仮設足場のうち、クサビ式足場の施工において道内トップクラスの規模と実績を誇る「セーフティーステップ」。
 創業時から建設工事に携わる全ての人が安全に安心して作業できることを第一に足場を提供してきた。今日の姿は、これまで積み重ねてきた信頼の証だ。
 数年前から揺れが少なく、優れた作業環境を実現できる足場材を導入。国内でも最大級の規模を誇る石狩機材センターでは、足場資材を拡充し施工体制を増強してきた。年々、大規模ビルの現場が増えているのは投資効果の現れといえる。
 こうしたハード面だけでなくソフト面も充実させている。職人の施工技術やマナー教育を徹底しており、その質の高さは折り紙付きだ。「職人の技術はもちろん、挨拶などの接遇が生命線。創業時から〝原則〟として取り組んでいます」と高木茂光社長。
 課題である慢性的な職人不足に対しては、中途採用を進める一方、近年は外国人実習生を積極的に受け入れることで高いレベルを維持してきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響により遅れはあるものの、職人確保は計画の範疇。今年はコロナウイルスの影響から繁忙期でも施工体制には余力がある状況だ。
「結果的にお客さまに迷惑をかけずに現場をこなせたのが責めてもの救いでしょうか。秋口から受注も回復傾向にあります。引き続き万全を期したい」(高木社長)
 コロナ禍による短期的な受注減は予測不能の事態だったが、営業戦略上はプラス要素もあった。例年、繁忙期はフル稼働で顧客重視になるが、今期は余力を新規客の開拓に重点配分した。結果的にボリュームの大きい大手ハウスメーカーや建設会社などの新規開拓に繋がり、中長期的にプラスに働く戦略となった。
 まだまだコロナの脅威は続いており、ウィズコロナ期間は長期になる見通しだが「今回はウイルスという特異性はあるものの一種の災害。個人や企業が一つひとつ対策を実行するしかなく、感染防止策をはじめ、お客さまの要望に迅速に応えていくことを徹底させています」と高木社長は前を向く。
 拠点は本州を含め全7カ所。前期は冬季限定で道内の職人を試験的に本州の拠点に配置したところ効果大。3カ月程度だが、施工体制の充実が新規開拓、職人の収入増に大きく貢献した。
今期も本州拠点の営業戦略としてこの手法を活かす考え。道内外に展開する同社の地力の強さを発揮している。

作業しやすい足場を短期間で組み上げる
国内最大級の規模を誇る「石狩機材センター」