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特定医療法人社団千寿会 三愛病院

安全管理室を開設し、チーム医療の機能をさらに高める

 三愛病院は「医療・保健・福祉のトータルケア」を理念とし、主に精神疾患と高齢者認知症に対してチーム医療体制を構築。半世紀を超えて質の高い医療・看護サービスを提供している。
 精神疾患は幅広い年齢層に及ぶが、医師、看護師以外にもケースワーカー、検査、理学・作業療法、薬剤、栄養といったコ・メディカル部門を含む多職種で編成するチームで対応している。
「入院患者さまには、それぞれの症状に応じたカンファレンスの実施によって、早期退院へ向けての支援、社会資源の提供をおこなっています」とは納谷公子看護部長。
 今年4月からは医療安全管理室を設置。より緻密な診療体制の整備を目指している。
「コロナ禍が大きなきっかけとなり、各部門が連携を強めて徹底した感染対策に取り組んでいます。これによって心配された院内感染はなく推移しています」と原見美智副看護部長は語る。
 院内では特設面会室の設置のほか、外来患者や付添を含む全員の検温を実施。実行に移されている。
「安全管理室には事務スタッフも加わり、院内巡視などによって問題点を探り、毎週開催する会議で解決策などを話し合っています。新型コロナの緊急事態宣言時には、外部との接触や対応マニュアルなどについて細かく話し合いました」と中村和恵看護副部長。
 外来のほか、10病棟534床の入院患者に接する機会が最も多いのが看護スタッフ。現在は235人の大陣容で、チーム医療での中軸を担う。
「やはり安心・安全を第一とする観点から、危険予知トレーニングを含む、さまざまな教育研修、研究発表などが欠かせません。コロナによって大きな集会は自粛の状況です。当面はwebで対応するなど技術水準の低下を防いでいます」(納谷部長)
 三愛病院は精神科以外にも心療内科、循環器内科、消化器内科、眼科、皮膚科、歯科口腔外科など多岐の診療科を有し、地域医療の一端を担っている。また、運営主体の特定医療法人「千寿会」では、高齢者介護サービス施設や障害者ケア施設を運営。退院や社会復帰に向けての受け皿としての機能も果たしている。

診療科目

精神科・心療内科・老年精神科・循環器内科・消化器内科・眼科・内科・皮膚科・漢方外来・老年内科・リハビリテーション科・歯科口腔外科・歯科

診療時間

  • 月〜金
    9:00〜17:00
  • 土曜
    9:00〜12:00


休診日

日曜・祝日

三愛病院西館棟。敷地内には他の病棟のほか、複数の関連施設が立地
千葉泰二院長
左から、中村和恵看護副部長、納谷公子看護部長、原見美智看護副部長