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社会医療法人アルデバラン 手稲いなづみ病院

二極化が進む医療現場で高い存在感。医療体制強化も着々

 近年の医療現場は急性期と慢性期の二極化が進行している。その〝橋渡し的存在〟として、医療依存度の高い患者を積極的に受け入れている。
 齊藤晋理事長は「急性期を過ぎても人工呼吸器から離脱できなかったり、高度な医学管理が必要な透析患者、神経難病患者などは受け入れ先が極めて少ない。こうした患者を受け入れることで地域医療に貢献したい」とその使命を語る。重装備型急性期医療機関をはじめ、地域の医療機関などからも高い評価を獲得している。
「外来診療」「長期人工呼吸器治療」「透析治療」が3本柱。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった1月末には外来診療を一部予約制に変更。施設入口で常時、看護師が発熱患者のトリアージ(治療の優先度判断)をおこなうなど早くから厳格な管理体制を敷いている。10月からは、医師を初診専門と再診専門に分担するなど外来の再編にも着手する計画で、今後もあらゆる想定をしながら最善策を講じていく予定だ。
 また、透析治療では30床、最大120人の透析患者を受け入れる透析センターを完備する。特に人工透析に対する環境整備には定評がある。大きな窓から目の前の手稲稲積公園を望む透析室は、森林をイメージした壁面を施すなどアメニティーの充実にも配慮。エルゴメーターを用いた腎臓リハビリや、生野菜やフルーツが食べられる果物バイキングも取り入れるなど、ハード・ソフトとも、その充実ぶりは特筆される。
 医療体制の強化も着々と進めており、7月には内分泌代謝が専門で、糖尿病診療を担当する30代の医師を新たに招聘。診療体制を強化した。
 また、今秋に向けて増床を計画。実現すれば系列の「さっぽろ二十四軒病院」(札幌市西区)を含めた社会医療法人アルデバランとして、その存在感をさらに高めることになる。

診療科目

内科、消化器内科、呼吸器内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、循環器内科、リウマチ科、リハビリテーション科、人工透析

診療時間

  • 月〜金
    9:00〜12:00
    13:00〜17:00
  • 土曜
    9:00〜12:00
  • 夜間 火・木
    17:00~19:00
    ※10月から土曜・夜間診療時間変更予定

休診日

日曜・祝日・年末年始

写真の「手稲いなづみ病院」のほか、社会医療法人アルデバランでは「さっぽろ二十四軒病院」を札幌市内で展開する
齊藤晋理事長
最大120人を受け入れる人工透析センター
透析室は30床。手稲稲積公園を望む明るい雰囲気