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医療法人社団エステル 桑園オリーブ皮膚科クリニック

アトピー性皮膚炎

デュピルマブ配合薬剤でアトピー症状を和らげる

 強いかゆみを引き起こすアトピー性皮膚炎は、定期的な受診が重要だ。ただ、コロナ禍での通院は精神的負担も大きい。
 そこで紹介するのが米田明弘院長だ。月1回程度の通院で済む自己注射の治療法を提案している。遺伝子組み替え抗体「デュピルマブ」を配合した薬剤を患者自身で皮下注射するというもので、1~3カ月分の薬剤を一度に処方する。
 高額療養費制度の利用ができ、医療費を節約できるケースも多い。通院回数を減らし、患者の時間的、精神的負担を軽くしている。
 対象は、ステロイド治療で思うような結果が得られない患者や中度以降の患者。免疫細胞がつくり出す2つのアトピー原因物質の働きをピンポイントで抑制する。2018年の国内承認以降、「かゆみ」「赤み」「かたさ」などが緩和されたという報告は数多く、道内全域から患者が訪れている。
 7月からは世界初となる外用のJAK阻害薬を取り入れた。アトピー性皮膚炎に対する非ステロイド軟膏として注目されている。

米田 明弘理事長院長
よねた・あきひろ/1997年札幌医科大学医学部卒業。2002年同大大学院修了。米国Wistar研究所、札医大皮膚科外来医長、病棟医長などを経て、14年4月開院。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。
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