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医療法人社団北つむぎ会 さっぽろ麻生乳腺甲状腺クリニック

乳がん

精度の高い乳がん検診を実施。早期発見・治療に尽力

 「さっぽろ麻生乳腺甲状腺クリニック」は、2001年の開院以来、乳がんの検診・検査と治療において実績を積み重ねている。
 亀田博院長は日本乳癌学会乳腺専門医で、アメリカのがん分野の学会にも所属。国際的な医療情報にも精通し、幅広く取り入れた知識・技術を生かして治療をおこなっている。
 乳がんは女性が罹患するがんでは最も多い。国立がん研究センターの統計では2019年の患者数は9万9000人と、女性のがん疾患の5分の1を占める。1950年代には50人に1人の発症率だったが、現在では11人に1人と年ごとに高まっている。
「乳がんの原因は女性ホルモンに由来するほか、いわゆる欧米型の食習慣や喫煙、飲酒、過度の糖分摂取などがあげられます。また、何代かにわたって女性近親者に罹患者がいる場合は、5~10%が遺伝によるものと推定されています。一般的に初経が早く、閉経が遅い人、出産・授乳経験がない人はホルモン由来の乳がんリスクが高くなると考えられており、定期的な検診によって早期発見に努めることが大切です」と亀田院長。
 同院では、早期発見・治療に向けて3Dマンモグラフィー(乳腺X線撮影装置)とエコー(乳房超音波検査)の併用診断を実施している。この方法によって、マンモグラフィーだけでは発見しづらい高濃度乳房の異常や、乳房に近いリンパ節への転移などの発見率を高めている。
 乳がん治療については、薬剤も年々効果的なものが開発されている。一部については保険適用が認められるなどの朗報もある。
「実際に手術前の薬剤投与によって、がんが小さくなったり、消えてしまうといった症例も報告されています。当院でも公的医療機関と連携して治療を進めているものもあります。今後とも学会の報告や適用制度などを慎重に見極めながら研究を重ねていきます」と亀田院長は語る。
 検査部門には資格を持つ女性スタッフを配置するほか、インターネット予約を実施するなど、女性の疾患への配慮やメンタル面の相談にも応じている。

亀田 博院長
かめだ・ひろし/ 1980年北海道大学医学部卒業。同大学第1外科入局。小児外科・乳腺甲状腺外科の診療と研究に従事。2001年麻生乳腺甲状腺クリニック開業。日本乳癌学会認定乳腺専門医。日本外科学会認定外科専門医。医学博士。
「3Dマンモグラフィー」。女性技師が検査を実施している
乳房超音波診断装置の「エコー検診機器」
クリニック東側すぐそばに専用駐車場を完備