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ワンストップのメンタルヘルス対策が企業から支持

五稜会病院と連携し、高ストレス者をサポート

 企業のメンタルヘルス対策や研修をおこなう「札幌CBT&EAPセンター」(札幌市・坂野雄二センター長)は、予防から回復まで一貫したケアで契約企業が増えている。

 身体や精神的に不調を抱えたまま就労しているビジネスパーソンは多く、生産性の低下が叫ばれている。

 2014年にメンタルヘルス専門の五稜会病院が設立した「札幌CBT&EAPセンター」は、同院の「ストレスケア・思春期病棟」や、復職支援をおこなう「リワークヴィレッジ」と連携し、メンタルヘルス不調の予防から復帰後のサポートまで、ワンストップで対応している。

 センター開設以降、丁寧な対応が評判で、現在は約120社と契約している。

 同センターのストレスチェックは国が推奨する57項目の質問のほか、独自に24項目を追加。受検者自らがストレスを管理できる仕組みを構築している。

 高ストレス者には同院の医師が面談を実施。プライバシー厳守で受けられるほか、企業には職場環境改善のアドバイスもおこなう。

 また、復職支援は復帰後の上司・同僚との接し方や、休職者への対応といった企業側の支援にも努めている。

 産業医の委託契約も受けており、費用は従業員数に応じて決まる仕組みだ。

「ストレスチェックを実施後のメンタルヘルス対策まで手が回っていないケースが多い。まずは1度相談してほしい」と中村亨副センター長は語る。

契約企業には不調を防ぐ冊子を配布