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次世代担う中堅3医師を迎えて陣容を強化

北海道内科リウマチ科病院

7月1日から新体制で、 より専門性を高めた良質な医療を提供

 北海道内科リウマチ科病院(谷村一秀理事長)は今年に入り、リウマチ・膠原病を専門とする中堅医師3人が着任。7月1日から新体制となり、全国でも数少ないリウマチ専門病院として再スタート。より専門性の高い良質な医療の提供を目指していく。

リウマチ担当医3人が加わり再スタート

 ――新たに3人の医師を迎えられて、より陣容が整いました。

 谷村 年初から7月までに中川育磨、渡邊俊之、谷村瞬の3医師が加わり、医療の質をさらに向上させることができると思います。いずれもリウマチ・膠原病を専門とし、一般内科を含む臨床経験も豊かです。全身疾患であるリウマチ・膠原病は内科への精通も必要ですので、新任3医師は当院のさらなる専門性向上に寄与するものと期待しています。

 院内ではこれを機会に従来の副院長制を廃止し、新任の中川医師を診療部長、渡邊医師を外来医長、谷村瞬医師を内科・リウマチ科医長としました。これでリウマチ・膠原病の担当医師は8人となり、リウマチ治療では道内トップ級の診療体制となりました。常勤医師は、呼吸器科、リハビリテーション科、整形外科も加えると総勢11人の体制です。

 ――トップ3の役割は。

 谷村 今年度のテーマとして、医療と経営の分離、専門性の向上を掲げました。私は理事長として病院経営全般に関わってまいります。

 小池 新任3人のうち2人は、北海道大学での私の教え子でした。気心も知れており、新たな役割に期待しています。私も外来診療を担当するほか、専門的な学術部門を受け持ち、コ・メディカル部門である医師以外の看護、検査、リハビリ、薬剤など、チーム医療に重要な役割を果たすスタッフの研究発表・論文指導の充実に力を入れていきます。

 清水 私は院長として臨床全般を受け持ち、外来も担当します。中堅どころ3医師の参加によって内科医療の幅を広げるとともに、グローバルな視点での診療を心掛けていきます。新任3人から教えられることも多く、非常に刺激になっております。

リウマチ専門病院として全国区へ

 ――そういう点では谷村瞬医長のイタリア留学の経験も生きてきます。

 小池 関節エコーでは、世界的権威であるグラッシー医師から直接教えを受けたことは谷村瞬医長にとっても本院にとっても大きな実績です。特に本院の関節エコーは、毎月全国からの研修医、検査技師が訪れ、独自に開発したノウハウが全国レベルの評価を受けておりますので、さらなる充実に新たな技術、情報を盛り込んでくれればと思っています。

 谷村 開院以来10年以上が経過しましたが、新体制は「次の10年」に向けて次世代スタッフを育てながら諸課題に取り組むものでもあります。すでに年間約5000症例に及ぶ診療、7000件をこなす関節エコーといった実績がありますが、さらに専門性を高め、国際的な新知見に遅れないよう、リウマチ・膠原病専門病院として全国区を目指すのが目標です。

 ――当面、新型コロナの影響も懸念されますが。

 谷村 診療面には極力支障がないよう、病院全体で感染対策に取り組んでいます。また、例年、5月の母の日に道新ホールで開催していた市民健康講座「もしかしてリウマチ?」ですが、

今年は密を避けるということから中止とし、秋頃にWebでの開催をおこない、地方の方々を交えた意見交換もできるよう考えています。

中川 育磨診療部長
1981年生まれ。2008年北海道大学医学部卒業。帯広厚生病院、釧路赤十字病院、滝川市立病院などを経て2020年1月より同院勤務。日本リウマチ学会認定リウマチ専門医。

渡邊 俊之外来医長
1981年生まれ。2007年北海道大学医学部卒業。苫小牧市立病院、北海道大学免疫学教室などを経て2020年7月より同院勤務。日本リウマチ学会認定リウマチ専門医。日本内科学会認定総合内科専門医。

谷村 瞬内科・リウマチ科医長
1984年生まれ。2011年岩手医科大学医学部卒業。苫小牧市立病院、帯広厚生病院などを経た後、イタリアのマルケ工科大学に留学。2020年4月より同院勤務。

(診療科目)
内科、リウマチ科、消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、リハビリテーション科

(診療受付時間) 平日  8:30~12:00 13:00~16:30
土曜日 8:30~11:30

(休診日) 日曜・祝日、開設記念日(10月1日)、年末年始(12月30日~1月3日)

(アクセス) 地下鉄・東西線「琴似駅」下車、4番出口より徒歩5分。JR・「琴似駅」下車、徒歩7分。JRバス・「琴似1条3丁目」下車、徒歩1分。

谷村一秀理事長
小池隆夫最高顧問
清水昌人院長