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カムリッチフーズ

平野健太社長

パン、サンドイッチ専門店やキッチンカーに注力

 道内で焼き鳥・総菜チェーンの役員まで務めた平野健太社長が2012年に立ち上げた。飲食店経営のほか、同業他社への食材の供給からコンサルティング、自社のデザイナーを活用した他社のブランディングまでサポートする。

 自社で経営する「北海道イタリアン酒場 炭リッチ」は、店内で炭焼き調理した焼き鳥とイタリア料理を提供するカジュアルな洋風居酒屋だ。看板メニューの「フォアグラ串」は、本場ハンガリーから食材を直輸入。390円というリーズナブルな価格で食べられるとあって若い女性を中心にヒット。店舗を拡大した。

 現在は「炭リッチ」のほか、本社1階で営業するハンバーグとステーキの専門店「ミンチェッタ」と、商業施設マルヤマクラス(札幌市中央区)のイタリアンレストラン「ビビデバルデムーン」など9店舗を展開。

 また関連会社で、パンやサンドイッチの専門店も経営。昨年オープンした2店舗が好調だ。3種のメロンパンを販売する「まるやまめろん」(札幌市中央区南1条西22丁目)と、厚切りサンドイッチの「ことにサンド」(同西区山の手5条1丁目)は、新型コロナウイルスの影響が拡大するなか、持ち帰りニーズの高まりで、客足が増えている。

 プロデュースも手がけ、7月15日には焼きいものあんぱんを販売する「薄皮焼き芋餡ぱん専門店 夜の鶴、月の芋。」(同中央区南1条西5丁目)をオープン。

 また、キッチンカーも導入し、6月25日からメロンパンやサンドイッチの販売にも乗り出した。飲食店向けに自社で製造しているオリジナルのルーカレーも扱うほか、かき氷など他社の商品も販売しているのが特徴。今後は4台まで増車する計画だ。

 さらに、コロナ禍で行き場をなくした食材を販売するECサイト「仕入れに真面目・産地直送販売所」を5月に立ち上げ、農水産物を生産者などから直送。北海道内は送料無料で届けるなど、新しい市場開拓への挑戦を続ける。

キッチンカーでの売り上げが好調
看板ブランドの「炭リッチ」