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髙堂建設

髙堂匠美社長

4年連続ゴールドカード認定。若手主体の企業を目指す

 2019年の売上高は20億円を超え、増収増益を達成した髙堂建設。1956年の創業で、農業土木分野および道路維持分野を得意とする帯広の建設会社だ。

 官公庁が審査する経営事項審査の評点も高く、北海道開局の土木分野ではBランク上位(20年4月1日現在)に格付けされている。

 12年に北海道開発局から優秀な工事事業者を認定する「工事成績優秀企業(ゴールドカード)」に初認定されたことを皮切りに、1317181920年も認定されるなど、直近では4年連続の認定。数ある建設会社の中で、認定企業は毎年わずか30社前後にとどまる狭き門であり、施工品質の高さは折り紙付きだ。

 近年は社内改革に着手。待遇面の向上をはじめ、評価制度の再構築や健康経営の推進に取り組む。21年からは確定拠出年金制度を取り入れる。

 19年は組織の若返りとキャリアアップの〝見える化〟を図り、40代の現場社員を幹部として本社勤務に引き上げた。組織のピラミッド構成を底上げすることで、若手社員のモチベーションアップにつなげている。

 高校普通科卒業の新人には、自己負担なしで土木分野の専門学校に通わせている。その間も給与は全額支給する徹底ぶりだ。

「人材難の中、新卒、中途ともに〝人財〟に恵まれています。男社会のイメージが強い建設業ですが、女性の入社も増えています。現場社員の平均年齢は30歳ほど。若い人が集まることこそ、今後の事業継続の条件ととらえ、彼らが生き生きと働ける環境を整えていきたい」と髙堂匠美社長は語る。

 また「企業価値の向上が、働き手を集める近道」(髙堂社長)とし、CSR活動にも積極的。男子スピードスケートナショナル強化選手で、昨年12月開催のワールドカップで優勝した村上右磨選手を全面的にバックアップしているほか、東北や胆振の震災復興コンサートをおこなう池田高校吹奏楽部への支援も継続中。コロナ禍の中、帯広市内の子ども食堂には弁当を無償提供した。

平均年齢30歳の若い現場社員たち
表彰台に立つ村上右磨選手