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髙堂建設

社屋をバックに社員が集合

成長の原動力は社員一人ひとり。地域に必要な企業へ

 1956年創業。土木工事を主事業とする。特に農業土木分野に精通し、農業用水路のパイプライン工事に豊富な実績を持っている。長きにわたり、十勝地域の1次産業を支えてきた〝黒子企業〟だ。
 南十勝地域の国道および道道の維持管理も担っており、道路パトロールや除雪など24時間体制で交通インフラを守っている。
 2012年には北海道開発局から優良な工事事業者のみを認定する「工事成績優秀企業」に初認定された。13、17、18、19年にも認定を受けるなど、施工品質の高さは本物だ。
 13年には、地質調査や橋梁の点検や設計をおこなう匠コンサルタンツを設立。活躍の場を広げている。
 19年4月には、災害時の非常用電源装置を備えた新社屋が帯広市内に完成。髙堂匠美社長は「復旧活動など、災害時こそ建設業者の姿勢が問われます。地域に必要とされる企業を目指す上で、BCP(事業継続計画)は重要」と語る。
 業績も堅調に推移している。「毎年15億円前後の売り上げをコンスタントに計上しています。スタッフは関連会社を含めて100人を超えていますが、すべては現場で働く彼らのおかげ」と髙堂社長。
 社員のスキルアップや資格取得を全面的に支援しているほか、健康経営も推進。独自の禁煙支援やスポーツジムを利用した社員に支給する健康手当を考案するなど、独自の制度も取り入れている。
「地域の未来づくり」をテーマにCSR活動にも積極的。18年の平昌オリンピック出場を果たしたスピードスケートの神谷衣理那選手を15年から雇用し、全面的にバックアップした。また、東北復興支援活動をおこなっている池田高校吹奏楽部の支援も継続している。
「若者が輝ける街になれば、地域にも活気が生まれる。微力ながら貢献していきたい」と髙堂社長は語る。

●代表取締役社長/髙堂匠美
●創業/1956年
●事業内容/土木工事、道路維持工事

髙堂匠美社長
社屋内には非常用電源装置を完備
平昌オリンピックで活躍した神谷衣理那選手