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ワイ・エス・ジー

ブランズ琴似中央(左 東急不動産)とファインシティ札幌ザ・タワー大通公園(右 京阪電鉄不動産)

マンション・ホテルの建設用地を総合プロデュース

 分譲マンションやホテルなどの建設用地をプロデュースしているワイ・エス・ジー。2006年設立と新興ではあるが、18年の売上高はグループの1級建築士事務所「アイ・エー・シー」と合わせて約30億円にのぼる。19年はさらなる上積みを見込んでいる。
 取得した建設用地は道内外の大手デベロッパーに供給している。同社初となるタワーマンション「ファインシティ札幌ザ・タワー大通公園」(京阪電鉄不動産)をはじめ、「プレミスト札幌ステーションアクシス」(大和ハウス工業)や「ブランズ琴似中央」(東急不動産)、「ホテルJALシティ中島公園」(オリックス不動産投資顧問)なども企画。これまでにも数多くの物件を誕生させてきた。
 建設用地は綿密なマーケティングによって候補地を選定。該当エリアに一般住居やアパート、テナントビルなどがあれば、土地や建物を買取り、入居者の立ち退きを実施している。
 中には、土地所有名義人が死亡している場合や建物が未登記のケースもあり、調査や交渉が難航することも多い。こうした複雑な地権を整理する役割も担っている。
「新たな建物のために〝しがらみのない土地〟にしなければなりません。コンプライアンスの遵守は当然のこと、時間をかけて地権者一人ひとりと向き合うことが重要です。近隣住民への説明会なども引き受けています」と石川剛社長。
 分譲マンションやホテルの設計もグループ内の1級建築士事務所が担当。土地の仕込みから建築設計までを手がける総合力も強みだ。
 今年4月には道内大手菓子メーカーの店舗建設用地も供給するなど、活躍の場を広げている。また、23年竣工予定のタワーマンションのプロジェクトにも参画。札幌中心部に新たなタワマンを誕生させる。

●代表取締役/石川剛
●設立/2006年
●事業内容/不動産売買・仲介、土地の総合プロデュース

石川剛社長
プレミスト札幌ステーションアクシス(大和ハウス工業)
ホテルJALシティ中島公園(オリックス不動産投資顧問)