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ネンセツ


最新機種をそろえた「コインランドリーひなっぴー」

コインランドリーを新設。 地域密着型の便利屋へ

「ネンセツ」は主にLPガスや灯油の燃料小売りを主事業に、ガスや水回りの設備点検、リフォームから電力の小売りも手掛け事業を拡大してきた。まさにオールマイティーな地域密着型の〝便利屋〟だ。
 札幌市北区新琴似の社屋内には乾燥機やシステムキッチンなどの最新製品が並ぶショールームを開設。昨年12月21日には併設して「コインランドリーひなっぴー」をオープンさせた。きっかけとなったのはショールームに陳列した1台の乾燥機だ。
 湿度が低い北海道では本州に比べて需要が少ない乾燥機の素晴らしさを伝えるにはどうすれば良いか考え、たどりついたのが「自前のコインランドリーで乾燥機の良さを多くの人に伝える」という発想だ。
 これにともないショールームをコインランドリー利用者の休憩所「サロン・ド・リスタ」として開放。「リスタ」はリスタートの略で、新しい出会いがあるようにとの思いを込めて命名した。50冊以上の雑誌を置き、無料コーヒーを提供するほか、地元作家がつくる小物等の作品を展示するなど待ち時間を有効に活用する工夫を凝らしている。もちろんショールーム本来の集客向上にもつながっている。
 既存事業と新規事業を有機的に連携させ、両者とも発展させるこうしたフレキシブルな経営スタイルが同社の大きな特徴だ。 
 創業は1968年。現在、顧客は札幌市全域から近郊に拡大している。社員はガスや電気、水廻り設備点検すべてに対応する〝スーパー営業マン〟として育成。アフターフォローはもちろん、機関誌の発行で定期的に情報を発信するなど、顧客との高いコミュニケーション力も同社の信条だ。
 目指すのは地元民に愛され必要とされる企業。「まちの便利屋として、困ったことがあれば、とりあえずネンセツに相談してみようと言っていただける会社が目標です。地域の役に立ち、信頼され、愛される企業であり続けたい」と佐原直人社長。

佐原直人社長
社屋内にある「サロン・ド・リスタ」
50冊以上の雑誌が読め、無料コーヒーのサービスも
札幌市北区新琴似にある本社屋。昨年12月にコインランドリーを新設した