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CSアセット 札幌支店


日経平均株価と金価格の推移。両方を保有すると安定推移になった(黒線)

中立的な立場から資産運用をサポートしてCS向上に貢献

 名古屋本社を筆頭に、全国に12の支店を展開する「CSアセット」。主事業は、証券会社や金融機関からの業務委託を受けて、顧客へ有価証券などの売買を斡旋する金融商品仲介業である。
 仲介を担うのが「IFA」(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)だ。IFAとは特定の金融機関や証券会社に属さず、独立・中立的な立場から顧客に資産運用のアドバイスをおこなう専門家のこと。特定の企業の経営方針に左右されないため、ニーズに応じた金融商品と運用プランを提案できる。また、同社のIFAは転勤や異動がない。担当者が変わらないため、より顧客中心の資産運用とサポートを実現。CS(顧客満足)を向上させている。
 同社が資産運用の提案に用いるのが「ゴールベースアプローチ」だ。これは教育費や老後資金といった人生設計に基づき、数十年後にどのぐらいの資産を築くかという「ゴール地点」を先決。そこから逆算しての金融商品に投資をするかを決めていく。
 しかし、資産運用にはリスクがつきもの。そこで用いるのが、専用の診断ツールだ。あらゆる金融商品の過去の値幅をグラフにして、リスクとリターンを可視化。長期的な目線で総合的に診断する。
 札幌支店のIFAである遠山裕太支店長は「リスクヘッジのため、ポートフォリオ(複数商品の組み合わせ)を推奨しますが、やみくもに分散すればいいわけではありません。値動きが同じ傾向のものに分散していては、リターンだけでなく損失額も同時に増える可能性が高まります。そこで〝値動きの異なる2つ以上の資産〟を組み合わせることで、分散効果を得ることができます」と語る。
 これを表しているのが、上のグラフ。青は日経平均株価、橙色は金の価格推移で、黒が両方を50%ずつ保有した合算の値動きだ。日経平均株価と金価格が異なる値動きをする中、両者を保有したときの値動きは安定しているのがわかる。
 取り扱う証券会社は「楽天証券」「SBI証券」「あかつき証券」の3社。ネット証券大手の楽天証券とSBI証券の2社を取り扱うのは、道内では同社だけだ。このほか、株式や保有資産の相続対策、保険商品の取り扱い、不動産投資など、さまざまな資産運用をサポートする。
 また、遠山支店長は資産運用セミナーを毎月開催。投資家はもちろん、ビジネスマンから経営者までファイナンシャルリテラシーの向上に努めている。

遠山裕太支店長
資産運用セミナーを毎月開催。回を重ねるごとに参加者が増えている