充実したサービスで〝重老齢社会〟に対応

阿部 智哉氏 向仁会理事長
サポートライフ会長
寝たきりや認知症などの身体的な衰えが顕著に表れると言われているのが、75歳以上の後期高齢者。25年には3600万人を超すと予想されている。
このような〝重老齢社会〟に対応すべく、さまざまな施設を整備。その代表が、18年に開設した道内初のユニット型介護医療院「喜郷」だ。
特長は医療・介護・看護・リハビリ・介護予防・生活支援・住まいを包括的に確保している点。きめ細やかなサービスが可能で、188床がほぼ満室を維持している。
20年は、2月にミャンマーから15人の特定技能実習生の受け入れを予定。グローバル化とともに介護業界の人材の育成にも力を入れる。
「今後もハード面だけではなく、医療や介護、看護、リハビリ、介護予防などの柱となるサービスとともに、職員の働きやすさも含めたソフト面の充実を図っていきたい」