ほっかいどうデータベース

完全循環型ペットボトル商品を拡大

新たに完全循環型ペットボトルが採用された3種の「セブンプレミアム 一(はじめ)緑茶」

完全循環型ペットボトル商品を拡大

 セブン&アイ・ホールディングス(本社・東京都千代田区、井阪隆一社長)では、SDGsの実現に向けた取り組み強化の一環として、完全循環型ペットボトルの採用を拡大。4月14日から全国の店舗で導入が開始された。

 全国に約2万2400店舗を有するセブン&アイグループ。1日当たり約2400万人の利用者と接点を持つ。その機会を持続可能な世界の実現へつなげていくために「5つの重点課題」を設定し、取り組みを進めている。
 例えば、エシカルな消費の拡大を目指して、トレーサビリティーが確保され、かつ健康や環境への負荷を抑えた「オーガニックコットン」を原材料とする衣料品や、資源問題・海洋環境に配慮した水産物の証である「MSC認証」「ASC認証」商品の販売など、地球環境や社会の持続可能性につながる商品開発や原材料調達に力を入れてきた。
 また近年、注力しているのがペットボトルのリサイクルだ。廃プラスチックによる環境問題がクローズアップされるなか、それは小売業として日本で最も多くのペットボトル飲料を販売する同社の使命でもある。
 店頭にペットボトル回収機を設置するなどして、2018年度は約3億本を回収している。
 また、19年6月には店頭で「完全循環型ペットボトル」入りの「セブンプレミアム 一(はじめ)緑茶一日一本」を発売。「完全循環型ペットボトル」とは、同グループで回収したペットボトルだけを原材料とした再生PET樹脂を100%用いたペットボトル。この商品を再びグループの店舗で販売するというのは世界初のリサイクルシステムだ。
 今回は、この取り組みをさらに推進するため「セブンプレミアム 一(はじめ)緑茶」シリーズの3商品の「静岡茶入り」「宇治茶入り」「八女茶入り」にも完全循環型ペットボトルを採用。4月14日から全国のセブン―イレブン2万929店(20年3月末現在)および一部のイトーヨーカドーの店舗に順次導入されている。
 この完全循環型ペットボトルに切り替えることで、CO2排出量を1本あたり約25%削減することが可能。共同で商品企画をおこなう日本コカ・コーラ(本社・東京都渋谷区)によると年間のCO2削減量は約1200㌧となる。
「セブンプレミアム 一(はじめ)緑茶」は、国産素材にこだわった地域ならではの茶葉を使った味わいが楽しめる緑茶(清涼飲料水)で、「静岡茶入り」は静岡茶が95%、「宇治茶入り」は宇治茶が5%、「八女茶入り」は八女茶が5%使用されている。
 店頭想定価格は93円(600㍉㍑ボトル、消費税別)。なお、北海道での販売は静岡茶入りだけとなっている。

グループの店頭で回収したペットボトルだけを原材料とし再資源化。100%再生樹脂ペットボトルで製造して販売する完全循環型を実現した