ハートランドフェリー

「アマポーラ宗谷」など4隻のカーフェリーを保有
2月4日に新造船が就航。 利尻、礼文島民を支える柱に
創業86年目を迎えたハートランドフェリー。檜山管内江差町~奥尻島、稚内市~利尻・礼文島に定期航路を運航。人と貨物の輸送を担っている。
近年の離島航路は過疎化により利用者が減少傾向にある。そのため自治体などと連携。観光客誘致に力をいれている。19年秋には本社スタッフに中国人留学生を採用するなど、インバウンド対応も強化した。
20年は利尻・礼文航路に新造船「アマポーラ宗谷」が就航。2月4日から運航を開始する。同航路では初採用となる全面窓の1等アイランドビューシートやペットルームを新設。さらに北海道庁と任天堂の関連会社「ポケモン社」(本社・東京都港区)と連携。業界で初めてポケモンがデザインされたキッズルームやベビールームも備えた。
このほか、近距離のフェリーには珍しく、トラックドライバーや旅行会社のガイド専用の休憩室も完備。幅広い旅客のニーズに応えている。
