「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 釣り > 魚よもやま話
写真

よもやま話

阿部 明
昭和14年12月生まれ
37年スポーツ新聞社に入社、高校野球などの一般スポーツほかプロレス、競馬、釣り記者を経て現在に至る。記者歴37年。北海道スポーツ記者倶楽部会友。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年10月号 大鮃

 よく「座布団級」と称されるのがオヒョウだが、8月上旬、なんと座布団どころか畳より大きいのを釣りあげたと週刊釣り新聞ほっかいどう(道新スポーツ発行)が報じていた。写真で見るとこれはなるほどでかい。計測によると全長2.36メートル、重さ148キロというのだから驚きの大きさである。普通のオヒョウは大でも1メートル前後だから推して知るべしだろう。
 釣りの状況を紙上から再現するとアタリがあってから船上に引き上げるまでに1時間半の大格闘劇。他の乗船者は自分の釣りはそっちのけにして協力、最後は船長のマグロ用のギャフで全員の力でゲットしたという。釣り人の弟子屈町・船坂信明さんは「オヒョウを見るのも釣るのも初めて。うれしいよりびっくり」と体験談。釣りとは初めての人に大物がくるジンクスがあり、とかくこんなものだ。 
 漢字ではヒラメは「鮃」。オヒョウは「大鮃」だから文字でも大きさの違いが表現されている。カレイ類中最も大きくなり20年以上生きる魚類の中では長命の魚でもある。
 世界的に見るとカナダやアラスカに多く生息、中には最大3メートル、重さ200キロ以上の大型もいる。その捕食もなんでもの大食漢でタラなどの魚類にタコ、エビと口に入れる。カモメまで胃の中から見つかった信じられないような話まであるまさにモンスター級。