「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 釣り > 魚よもやま話
写真

よもやま話

阿部 明
昭和14年12月生まれ
37年スポーツ新聞社に入社、高校野球などの一般スポーツほかプロレス、競馬、釣り記者を経て現在に至る。記者歴37年。北海道スポーツ記者倶楽部会友。

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年7月号 海 栗

 日帰りバスツアーが人気を呼んでいる。それに便乗して先月のことだが「ウニ丼を食べよう」なるツアーに参加した。いざ、食べる段階になってびっくり。ご飯が見えないほどウニがてんこ盛りの文字通りのウニ丼に殻付きのウニ1個、魚介が入った浜鍋、味噌汁、漬物まで添えた豪華版。その上、奇岩で有名な神威岬や日本の渚百選の島武意を巡る観光。おまけに温泉に浸かりお土産の甘エビ佃煮まで付いてなんと5980円。なんで料金にこだわるかと言えば、この方面にマイカーで行ってウニ丼を食べた場合、3500円は取られる。高いガソリン料金なども考えるとこのツアーはお得なのだ。
 ウニについての知識も得た。漢字で書くと雲丹、海胆が知るところだが、これに海栗もあるとか。この漢字は言い得て妙である。まさにウニは栗のようにトゲがあり海の栗である。また、北海道を代表するウニはエゾバフンウニ、キタムラサキウニとあるが、別名を順にガンゼ、ノナともいう。浜の人たちはアカとかシロとも呼ぶ。
 最後に生で食べるのが一番と思われがちだが、殻付きの新鮮なものを焼くのが最高とか。これはウニ漁師に聞いたのだから間違いない。それも焼き上がったものを自分でさばくのだ。手袋をしてフウフウ言いながら食べるウニの網焼き。まさに北海道を代表する味である