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よもやま話

阿部 明
昭和14年12月生まれ
37年スポーツ新聞社に入社、高校野球などの一般スポーツほかプロレス、競馬、釣り記者を経て現在に至る。記者歴37年。北海道スポーツ記者倶楽部会友。

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2011年5月号 どちらを選択

 味は遜色ないが、名前が違っていたり、なぜか一方が高級で他方は見くびられたりする魚やカニなどがある。例えばタラバガニとアブラガニがその代表的なもの。タラバガニといえば大きなものになると1万~2万円もする。対してアブラガニは半分かそれ以下の値段で買える。甲羅など見た目もほとんど変わらない上、味もそれほど違いがない―と思う。
 ズワイガニとベニズワイガニもそうだ。越前ガニ、松葉ガニに代表されるように全国的に有名なのがズワイガニで、北海道でもこちらが高値でありベニズワイガニとは価格に大きな差がある。食べてはどうかというとおいしさはそれほど変わらないと多くの人がいう。毛ガニとクリガニにもそれが当てはまる。以前、日高沖でクリガニを4~5ハイ釣り上げ、釣友と茹でて食べたことがあるが、みんな毛ガニと信じてむしゃぷりついた笑い話がある。味覚とはそんなものではないだろうか。
 魚でいえばマガレイとマコガレイ。姿、型はほとんど見分けがつかないが、どちらかといえばマガレイが上位にランクされ、値段も上の方が多い。ただ、両魚を食べてどちらかを言い当てる人はまずいないだろう。面白いことに大分県ではマコガレイを城下ガレイと称し、高級魚とするところもある。ほかにもこんな魚介類が多くあり、得するか損するかはあなた次第かも。