「情報を先取り、タブーに挑戦」を編集方針とし、生活者・企業経営者に
最新かつ有益な情報価値をご提供する、北海道の地域政治・経済誌

ロゴ

トップページ > 編集部日記

集部日記

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014-05-14 自分の子どもを東大に入れる方法その2

あっという間にゴールデンウイークは過ぎ去り、桜の季節も終わりました。毎年、桜の見ごろと6月号の締め切りが重なり、ここ十数年、花見というものをしたことがありません。いつも春を実感することなく、初夏を迎えています。

このコーナーは「編集部日記」といいながら、更新は財界さっぽろ発売日前後の月1回。「編集部月記」です。ちょっと間隔が空きすぎていますので、これからは週1回、最低でも「編集部週記」にはしたいと思います。まったく読まれている気はしませんけどね(笑)。

週1回にする理由は……とくにありません(笑)。身もフタもありませんが、強いて言えば、週刊誌が好きだからですかね。もちろん、何誌もあって全部なんか読みきれないのですが、主要な週刊誌は必ず目を通します。基本、立ち読みはしません。大体は買います。週刊誌代も含め月の書籍代は4万円くらいでしょうか。薄給にあって、単行本から新書、マンガからマニア向けの専門書まで、興味のある本は何でも買います。もちろん、新刊ばかりではありません。古本屋でも買います。

ある先輩から「雑誌だろうが単行本だろうが、買って読め」と言われました。自分が出版に携わっているのですから業界のためにも至極当然のことなのですが、あらためて言われて目からウロコが落ちる思いでした。もちろん図書館も利用しますが(そのために自宅は札幌市中央図書館の近くです)、基本買うのが当たり前だと思っています。家族から理解されることはありません。常に書斎の中はひどいことになっています。とにかく本が山積み。地震がきたら、本当にちょっとヤバイ感じです。

それを生かして1週間の週刊誌レビューを書いていきたいと思っています。まずはGW合併号のあと、通常の発売に戻る12日の週から。東京・月曜発売の週刊誌(週刊朝日、サンデー毎日、週刊ポスト、週刊現代、週刊アサヒ芸能、週刊大衆、フラッシュ、週刊SPA!、アエラ、週刊プレイボーイ、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、週刊エコノミスト等)は北海道では水曜の発売。同じく木曜発売の週刊誌(週刊新潮、週刊文春、フライデー等)は土曜日発売になります。その間の金曜日に週刊実話が発売され、それらの総括を週明けの月曜にアップできればと思っています。

週刊誌には新聞にはない時代感覚があります。記者クラブ制度の上に成り立っている新聞報道は、私自身は読むに値しないと思っています。ずっと週刊誌のほうが真っ当です。みなさん、そうそう週刊誌を全誌読むことなどないでしょうから、時代を知る上で、何かの参考にしていただければと思います。もちろん、時事ネタに関する雑感も織り交ぜます。先月から書き始めた「自分の子どもを東大に入れる方法」も続けます。乞うご期待。

以下、前回の続きです。東大は、自他ともに認める「日本一」の大学です。でも、それは日本の中での話であって、世界にはもっと有名な大学がいくつもあります。何をもって有名というのかは漠然としていますが、世間には「世界大学ランキング」なるものがあります。その2013-2014年版を見ると、東大は23位です。どこで調べているのかというと「IREG」(国際ランキング専門家グループ)というところです。IREGは2004年、ユネスコ・ヨーロッパ高等教育センターと高等教育政策研究所によって結成されました。

ただ、このランキングは英語圏の大学が上位に入りやすいという特徴があり、必ずしも絶対的なものではありません。実際、2013-2014年版でも東大より上位は、すべて欧米の大学です。26位にシンガポール国立大学、43位に香港大学、44位にソウル国立大学、45位に北京大学、50位に清華大学と、ベスト50にアジアの大学は6校しかランクインしていないのです。

こうして見れば、東大といっても大したことはない。私は息子にそのことをずっと言ってきました。もちろん、そのときは東大の話などしません。とにかく世界は広いんだと。日本にいることはない。日本を出ていいんだと。もう本当に小さい頃からです。それが影響したかどうかわかりませんが、国旗を覚えるのは好きでしたね。小学校に入る前ごろだと思います。

若干、息子は変人の部類でしたから、小中高と、その言動で物議をかもすことも少なくありませんでした。へこんだこともあったと思います。そんなときも、日本だけが世界じゃない、世界へ出ろと言い続けてきました。日本の中にはお前がいいと言ってくれる女の子はいないかもしれないが、世界には必ずいるから心配するなと。そんなことも言いました。カミさんは、そんなことを言う私のことを呆れていましたが……。以下、次回に続きます。

さて、明日発売の「財界さっぽろ」6月号は、なんと特集が4本!ちょっと頑張りすぎました(笑)。1つは「人事、開花予想」、そして「地方の実力『函館編』」、さらに「北海道“キラキラなでしこ”」、最後に「北海道革命」。相変わらず、中身の濃い一冊となっております。明日はお早めに書店、コンビニへ。

先月、お伝えするのを忘れていましたが、消費税の増税で4月1日から本誌価格が770円と20円アップになっています。しかし、本体価格は増税前714円だったのに対し、4月以降は713円と、実は安くなっているのです。値下げをしても税金分あがる。これが本当に有効に使われればまだしも、そうはなっていません。割り切れないものを感じます。

増税したからといって国の借金が減るわけではありません。社会保障が充実するわけでもありません。地方に回ってくるわけでもありません。官僚が自分勝手に差配する金が増えるだけです。こんな政治でいいのでしょうか。安倍政権の暴走は、いよいよ本丸に近づきつつあります。このままでは本当に戦争ができる国になってしまいます。世界からの日本の評価、信頼は失墜します。安倍さんの狭窄的なものの見方には知性の欠片も感じません。こんな人物が宰相というのですから、この国は終わっています。でも、絶望はしません。絶望すれば負けです。未来のために、こんなことで負けるわけにはいかないのです。(鈴木正紀)