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集部日記

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2011-01-19 ノッてる奴には…

プロ野球はオフシーズン。そうそう話題があるわけでもないですが、今年は違います。スポーツニュースは連日、北海道日本ハムファイターズに入団した斎藤佑樹選手の一挙手一投足を報道しています。

かの福山雅治さんの言葉に「ノッてる奴にはのっていけ、ツイてる奴にはついていけ」というのがあります。1月15日に発売の本誌2月号の特集は、まさにそのノリ。ブチ抜き31ページで斎藤佑樹選手の大特集を組んでいます。タイトルは「“持ってる男”斎藤佑樹の“おいしい食べ方”」。もうご覧になりましたか? まだ見ていないという方はぜひ書店、コンビニでお手に取り、お買い求めいただければと思います。

北海道知事選もようやく顔ぶれが出そろい、いよいよ戦闘モードに突入です。それにしても日本という国は選挙が多いですね。知事選は4年に一度。衆議院の任期も4年ですが、まず満了ということはありません。衆院議員の平均任期は2年半とか。さらに参院選が3年に一度必ずあります。そう考えると大きな選挙は毎年とは言わないまでも、それに近い周期で行なわれる計算です。これで政治が安定しろといっても、そもそも無理なのかもしれません。政治家に本来の仕事をさせない素晴らしい仕組みと言ってしまえばそれまでですが……。

過日、北海道四季劇場のこけら落とし興行で「エビータ」を観劇しました。南米・アルゼンチン、民衆からエビータの愛称で親しみを込めて呼ばれ、聖女として崇められたエバ・ペロンの生涯を描いたミュージカルです。エバは首都ブエノスアイレスから150マイルほど離れた寒村に私生児として生まれました。富と名声に憧れ、男から男へと渡り歩きながら、ついには大統領夫人にのぼりつめます。国政にも積極的に参加し、慈善団体「エバ・ペロン財団」を設立。労働者用の住宅、孤児院、養老院などの施設整備に務めたといわれます。

もちろん、彼女には毀誉褒貶が国内外にあります。それでも自らの貧しい生い立ちをもとに労働者の立場で、あるいは労働者の側に立ったふりだけをしたのかもしれませんが、その行動を評価する人は少なくないようです。ですからミュージカルになったり映画になったりするのでしょう。

劇団四季の舞台を観るのは「オペラ座の怪人」以来。当時のJRシアターでしたからざっと17年前です。それだけ観ていないというのもどうかと思いますが、やはり生の舞台は迫力が違います。エビータ役は旭川市出身の野村玲子さん。そのほかにもこの日の出演者には多数の道産子がいました。同劇場は3月27日「ライオンキング」でグランドオープン。ぜひ夢の空間を体感してください。

この春、北海道の新たなリーダーとなる人物は、エビータのようなパッションを持っているでしょうか。有権者はよくよく見極めなければなりません。(鈴木正紀)