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集部日記

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2010-09-14 あれから1年

 歴史的な政権交代があったのは、ほんの1年前のことでした。しかし、今となっては、遠い昔のことのように思えてなりません。期待を裏切られ続けてきた国民は、すっかりしらけてしまいました。民主党は急激に色褪せる。だから政権交代が遠い過去のように思えるのでしょう。

 そして、迎えた代表選。菅直人氏と小沢一郎氏。どっちもどっち、両者ともに“今さら感”は拭えません。下馬評では「菅氏有利」でした。さしたる理由があったわけではありませんが、私は小沢氏が勝つのだろうと思っていました。

 ところが、絶妙のタイミングで噴出した“小沢ガールズ”青木愛代議士の不倫報道。これが大きく影響したわけでもないでしょうが、結果は、菅氏721ポイント、小沢氏491ポイント。思わぬ大差で菅氏が勝ったのはご承知の通りです。

 これで政治がいい方向に変わるのかといえば、混迷の度を増すばかりでしょう。小沢氏は党を割って政界再編。しかし、そんなことをしているうちに円高は止まらず、輸出産業は大打撃をこうむります。60円台もあるかもしれない。そんなことにでもなれば、東証一部上場の3分の1の企業が吹っ飛ぶとも言われています。銀行は大手にしか金を貸していませんから、銀行も吹っ飛ぶ。“景気の二番底”どころの話ではありません。そうならないために、菅さんは頑張るしかありません。

 つくづく思うのは、やはり変化にもタイミングがあるということ。時期を逸すると、どんどん変えられなくなります。どんな困難があろうとも、変わるべき時に変わらないといけない。

 弊誌も編集長が代わって10月号が4号目。「身につまされる話です」で終わらせるわけにはいきません。では何が必要か。勇気、覚悟、決断力、それにスピードとリーダーシップ……。そんなことは誰だってわかっています。しかし、言うは易し、行うは難し。

 そうは言ってもやるだけです。どんどん誌面はおもしろくなります。ぜひご期待ください。明日15日、10月号が発売になります。「噂の企業“こんなに書いて恐縮です”」「渦巻く野望と策謀…地方選深層レポート」など盛りだくさん。書店、コンビニへ。(鈴木正紀)