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FRSコーポレーション掲載号:2018年1月号

写真大 「17年12月に本社を移転しました。18年は新たな体制で挑む」と德島秀彦社長

写真 生物調査員やIT技術者などが在籍 写真 カフェ「パパヒデヒコ」(札幌市中央区北7条西20丁目2ー19)をオープン 写真 IT技術者も自社で雇用している 写真 環境教育にも注力 写真 野外での生物調査をおこなう 写真 調査にはUAVも活用する

環境調査をワンストップ化、付加価値をつけた情報を提供

「環境を情報に」をキーワードに成長
 09年創業の環境コンサルタント会社。環境調査から情報分析、環境教育、UAV(無人航空機)の運用など幅広い業務を手がけている。
 主業は環境調査で、野外で動植物の生態や生息環境などの調査を実施。得られたデータを解析してデジタル化。顧客のニーズに合わせて提供している。
 そのため社内には、ほ乳類や鳥類、昆虫、植物といった分野ごとの専門調査員が在籍。情報工学の専門スタッフも自社で雇用しており、調査で取得したデータをGIS(地理情報システム)を使って短期間で精確な作図をすることができる。
「『環境を情報に』がキャッチコピーです。現地でのフィールドワークからデータ処理、図面作成までワンストップで作成できるのが他社にない強み」と德島秀彦社長。
 国や自治体、建設会社などで顧客を増やしており、道路やダム、風力発電所といった大規模建設工事が環境に及ぼす影響を調べるためにおこなう「環境アセスメント」の予測や評価、河川水辺の国勢調査などをサポートする。
 さらに13年からは環境教育にも取り組んでいる。NPO法人や企業、団体などと組み、野外観察会などイベントを実施したり、講師の派遣をおこなって生き物の面白さを伝えている。
「自然を五感で感じ、楽しく学べる教育プログラムを企画提案しています」と德島社長。
 また、新しい調査技術を取り入れており、13年には業界に先駆けてUAV(無人航空機)を導入した。14年には船舶用レーダーを陸上に転用し、目視による調査が主流だった鳥類調査に活用した。
 最新技術で幅広い業務に対応してきた結果、創業以来9期連続で黒字化を達成するなど成長を続けている。

 

 UAVで精度の高い測量データを提供
 17年は8月にカフェ「パパヒデヒコ」を札幌市中央区内にオープンした。自然とふれあえるカフェで子育て世代に人気。社員の福利厚生の機能も併せ持つ。 12月1日には本社を移転した。
 18年はUAVの測量事業を強化する。
「航空機より低高度、高頻度で撮影が可能なUAVに、道内で初めてイエロースキャン社製のレーザー計測器を搭載。より精度の高いデータがとれるようになった。3D加工も容易です」(德島社長)。
 得られたデータは、設計会社や施工会社などでも流用できるので、工期の迅速化にもつながる。
 またこれによって、国土交通省が推進するICTなどを活用して建設現場の生産性を高める「iーConstruction(アイ・コンストラクション)」 にも対応した。
「業界に先駆けた技術を導入し環境コンサルタントの分野でリーディングカンパニーを目指す」と德島社長。

基本データ

住所:
札幌市中央区北5条西18丁目2-2
TEL:
011・206・9947
URL:
http://www.frs-co.jp/

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